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300字小説  作者: 案内なび
16/30

16、サイコパス

「ぎゃぁぁ!」

 男が右手の杵を振った瞬間、男声の低い慟哭が響き渡った。

 その様子に満足するかのように、男は杵を引っ提げて笑っている。

「もう止めてください、これ以上は……」

 声の主は涙を浮かべて必死に男に懇願する。

 だが。

「なぁに言ってんだよぉ〜、こんなんで満足できるワケないだろぉ〜?」

 男は顔をニヤつかせながら再び杵を構える。

「お願いします、お願いします……」

「ははっ、これで終わりだ!」

 彼の願いも虚しく、男は動かないその体を目掛けて杵を振った。

 残されたのはバラバラの体と、赤く染まった首だけだった。





「――って感じのだるま落としシミュレーションゲーム作ってみたんだけどさぁ、やってみる?」

「やりづらいわボケ」

お読みいただきありがとうございました。

今回は、ランダムワード「だるま落とし」「慟哭」から連想して生まれた作品です。

皆さんは、実際にこんなゲームがあったらプレイしますか?

私だったら自分ではプレイこそしませんが、その実況動画は見るかもしれません。

なんだかその人の人間性が表れそうですよね。


この作品がお気に召しましたら、いいねや★、ブックマークをつけていただけると嬉しいです!

感想もお待ちしております!

それでは、次回もまたよろしくお願いします(→ω←)

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