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300字小説  作者: 案内なび
11/30

11、価値不相応

 ある時、2人の男が石屋に来店し、同時に同じ石を注文した。

「すいません、ラピスラズリを一つください」

 だが、同じ石を欲したために2人は口論になる。

 一方は結婚指輪のため、もう一方は青い絵の具の原料として欲していたのだ。

 すると男は画家に提案した。

「ならばこうしよう。指輪を作る時に削った半分はあげるから、2人でお金を折半しないか?」

 売れない画家はその条件を飲む事にした。

 しかし、後日画家の元に送られてきたのは、金額に見合わず少量の粉末だった。






 1ヶ月後、男は指輪を失くしたが故にプロポーズが出来ず、失恋に終わってしまった。

 一方で画家は、少量の青を活かした作品が人気を博し、数十年後には原石以上の値がついたとか。

お読みいただきありがとうございました。

今回は、ランダムワード「四角形」「群青色」「デート」から連想して生まれた作品です。

皆さんはラピスラズリ等の宝石って何で知りましたか?

私は某日常系ゲームと某創造系ゲームで知りました。ゲームで得られる知識って、意外な所で役立ちますよね。


この作品がお気に召しましたら、いいねや★、ブックマークをつけていただけると嬉しいです!

感想もお待ちしております!

それでは、次回もまたよろしくお願いします(→ω←)

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