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300字小説  作者: 案内なび
10/30

10、ゲーム

「大変だ! コントロールが利かなくなったぞ!」

「何だって!? このままではマズい事になる……」

「と、とにかく色々試してみよう!」

 機長は手当たり次第に操縦席のボタンを押し、レバーを動かしまくる。

 だが。

「ダメです! もう間に合いません!」

「俺は諦めん!」

 機長の足掻きも虚しく、それは倒れてしまった。






「……やっぱりダメだったじゃん」

「だねー。それにしても難しいね、このゲーム。()()()()()()()()()を操縦するんだから」

 飽きてしまったのか、二人はゲームセンターを後にした。







「ふふっ。これは私の勝ちみたいですね」

「くそっ! ()()()()()()()()()()()()()に賭けたのは失敗だったのか……」

 敗者は悔しそうに、勝者にチップを渡した。

お読みいただきありがとうございました。

今回は、「人間を操縦していたのは脳内に居る人間だった。そして、その人間を操縦していたのもまた、脳内にいる人間だった」という無限ループオチから発想して生まれた作品です。

実はコレ、元々は上記のようなネタで1000文字程度の短編にするつもりでしたが、書き続けているうちに気づいたらこうなっていました。

イメージしていた作品の出来が段々とズレてしまうというのは、物書きあるあるだと思っています。


この作品がお気に召しましたら、いいねや★、ブックマークをつけていただけると嬉しいです!

感想もお待ちしております!

それでは、次回もまたよろしくお願いします(→ω←)

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