第1章右腕
初投稿なのでストーリーがぐちゃぐちゃですそれでもいい方はどうぞ
異世界は存在すると思いますか?
私は存在すると確信してます。
だって私は異世界にいるから、
この文章を見たあなた!
異世界に行きたいなら!
下の電話番号にかけて下さい!
072-XXX-○△□♡
by魔王
俺はどこにでもいる普通の高校生の引きこもりだ
引きこもった理由は、面倒くさかったんだ色々と
友達に会うのも、授業を受けるのも、先輩に敬語を使うのも、無駄にカッコつけるのも、何もかも面倒くさくなったんだ。
そんな俺はずっとネトゲなりアニメなり動画を見たりで、毎日、自覚できるほど最低な日々を過ごしていた
そんなある日知らないアドレスからこんなメールが届いた。
異世界は存在すると思いますか?
私は存在すると確信してます。
だって私は異世界にいるから、
この文章を見たあなた!
異世界に行きたいなら!
下の電話番号にかけて下さい!
072-XXX-○△□♡
by魔王
「・・・はぁ?」
数年ぶりの声を出した。久しぶりに出したからか別人の声に聞こえる。
「じゃなくてなんだこれ・・・新手の詐欺か?
こんなのに引っかかるのは本当の馬鹿だろ、いや馬鹿でも引っかからないぞ?やり方を変えた方がいいと教えつつ通報しよう」
好奇心を少し抱きながら電話をしてみた。
「・・・・・・」
「何も起きないな・・・」
電話を切ろうとした時、電話から音がした。
俺は耳を傾ける前に手を滑らし通話終了ボタンを押してしまった。
「あ、切ってしまっ」
言い終える前に全てが真っ暗になった
「〜〜い」
数年ぶりの人の声が聞こえる…
「〜〜〜〜る?」
この声は女の子か?
「おーい、おーきーろ!」
呼ばれるように目を開きそして目を瞑った
「なんで目を瞑るのさ!こっちを見なさい!」
俺は目を瞑りながら(多分)うんざりしたような顔をして答えた
「いや、なんで俺がいるんだ?」
目を開け目の前の光景を再確認する、現実は変わらなかった、ブラックアウトしたPCの画面によく映る俺の顔が目の前に居た。
「あー、君が最近よく会う人間の姿にしたんだけど君は君によく会うんだね!」
目の前の俺の顔をした女の子?が意味不明な事を喋りながら木製の椅子に座る、服装も俺の服だ・・・
もしかして服を盗られたと思い俺は視線をしたに向けるが、いつもと変わらない服が何も変わらず合った。
「とりあえずー質問とかありますー?」
俺の顔をした女の子?が俺が普段しない笑顔を向けながら問いかけてきた。
その問を聞き周りを見たなんて表現したらいいのか分からないが一つ言える事は俺の顔をした女の(ry 以外が見えない見えるようで見えないそんな感じだ
「聞きたい事がいっぱいあるが、まず君は誰だ??」
俺の顔をし(ry が少し不機嫌そうな顔をして答えた。
「私はメールを送っタ者だヨ?分かるよネ?」
言葉に異様な寒気を覚えながら考える・・・
「あ」
咄嗟に声を出したが嫌な空気に圧され急いで口を閉じた。
思い出したが…まさかだが、あのメール本物だったのか?だが目の前に居るのが魔王なのか?見た目はどう見ても俺だ・・・ここであなたが魔王ですか?とか言ったらドッキリ大成功!って書かれた看板を持った人達が出てくるんじゃないんだろうな・・・でもあの俺の(ry の異様なオーラが魔王っぽいからもしかして魔王なのかも・・・
どっちに転んでも悪くない答えを出す!
「すみません、小便行っていいですか?」
さっきまで張り詰めていた嫌な空気が少し解け少し顔を赤らめた俺の顔をした女の子?が少し恥ずかしそうに言った
「ごめんね、君が小便出来るような場所が無いからそこの瓶でしてくれないかな」
いつの間にか俺の手にはペットボトル位の大きさの口が付いたガラスで出来た瓶があった、さっき確認した時は無かったのに・・・
「えーとこの瓶はなんですか?」
いつの間にか敬語になっていた俺は恐る恐る問いかける。
「魔力で作った瓶だ!」
んーと魔力?あーあれか、異世界とかでよくある便利な魔力ねーなるほどー・・・・・・
「異世界転移キタァァァァァ!!!!」
思わず声を張り上げた、この後のことを考える事を放棄してただただ声を張り上げた。
いきなりのことにびっくりしたのか、俺の顔をした女の子?が目を丸くして驚いていた、だけどすぐに俺の目を見て、
「とりあえず何か分かった感じかな?とりあえず自己紹介でもしようか!」
俺の顔をした女の子?が俺から目を離さず淡々と続ける
「君が知ってのとおり私が魔王だ!君の仲間兼上司だ!敬語は使わなくていいが、命令は忠実に従っておう!」
聞き捨てならない言葉があったから自己紹介の最中に質問を挟む
「命令に忠実に従わなければいけないのか?」
自己紹介中だからか質問が以外だったのか分からないが意表をつかれた様な顔をして話す
「命令と言っても友達に言うような、頼み事の様なものだ!命令を無視したら〇したりしないがまぁ、罰は受けてもらうぞ!」
聞き捨てならない様な言葉が俺の顔した女の子?から聞こえた気がしたが無視しようそれより命令に従う?何故そんなめんどくさい事を…
「何故そんなめんどくさい事をしなければならないのですが?」
思わず口に出してしまい何かされる!!!!と思い咄嗟に視線を下げる
「・・・・・・・・・」
あれ?何もしてこないと言うより何も起きない…
怒ると思ったんだが・・・
恐る恐る顔をあげるとそこには
腰まで伸ばした黒い髪
背中から生えたであろう俺の顔より数倍もある翼
額から生えた二本の角
俺を見下すような爬虫類の様な細くて赤い瞳
肩から手首の輪にかけての鎖
大きい目真っ赤な唇
エルフのような長い耳
すらっとした身体
俺より少し背が高いイメージしていた魔王とは違う美人が俺の目の前に立っていた。
思わず俺は後ずさりをしたが、詰め寄るように魔王が近ずいてきてこう言った
「私が魔王である限り君ハ!めんどくさい事もしなくちゃならなイ!理由は簡単ダ、私が魔王だからダ!」
俺は魔王の威圧に圧され身じろぎ一つできなかった
俺は怯えながら
「はい」
だけを答えた
それを聞いた魔王が笑顔を咲かせながら説明の続きをした
「さて、君は選ばれし異世界人だ、そして私の唯一の魔王陣営であり友達だ!よろしくな!」
批評などをくれるとありがたいです、(キャラブレブレですみません)