※人物紹介・その2(ネタバレ有り)
■登場人物メモ(ネタバレ有り)
※※ 注意 ※※
最初から本編のネタバレ記載がありますので、本編未読の方は読まれる際にご注意ください。
相変わらずの出しすぎた感がたまらない……。
□■その他
■ルーク
掃除が得意なフィスラの街の警邏騎士。腕は立つらしいが、普段から手を抜いている。エリノアの兄のような立ち位置の人。引きこもりがちなキリエに代わり、エリノアを街の祭りに連れて行ったりしている。
騎士団に席を置いているが、身柄の預かりはハウゼン侯爵家になっている。そんなそ振りは全く感じられないが、基本的にキリエとイーゼルの言うことしか聞かないらしい。
最終的にキリエの屋敷の専属護衛になっている。今回の件で、キリエから街中でのエリノアの警護につくように言われていた。
■ライナーとニルス
屋敷に来ている商人の親子。その実態は、情報収集を専門としている国に所属している諜報員。ニルスとは表向きに親子として振る舞っているが、立派な上司と部下である。
自分の後継としてルークを勧誘しているが、見事に袖にされている。
■クロード
翼手族のキリエの顧客の一人。陽気な人。
翼の術具というかなり変則的な術具をキリエが作るきっかけになった人。年に数回、村の名産品を片手に工房に訪れる。
■ロデリック・ハウゼン
ハウゼン侯爵家現当主。イーゼル、ダニエラの弟で、キリエの実質的な後見人であり、後ろ盾となっている人。
兄の一件もあってかなり心配性な人で、アンカルジアに自分が迎えに行くと無理を通していた。
■ピクシス前会長
ロベリタの術具技工師協会の前会長。未だに発言に力があるが、本人は引退したんだからと嫌がっている。
行方の知れないナウイルを気にかけていた。今回、再会したことで娘、フラウリンクの眠る場所を知り、準備を整えすぐに迎えに行った。
また、キリエから追記された処理方法で、誰にも手伝わせずに、自刃したナウイルの生体技工を自ら外した。
なお、自分の封筒に同封されたミネルバの手紙の中身が、結婚の申し入れとは知らなかったもよう。後から来たハウゼン家の手紙で知ることになる。
■キリエの両親
母親がスパルダ家の娘。ストレイドの妹。アンカルジアの奇才といわれるほどの魔導具職人。父親が継いだ二色にしか興味を持たず、自分を一切見てくれないことに気付き家を出た。王宮の魔導具工房に勤めていた。おおざっぱな性格だったらしい。
父親はシエネの父親の弟で、北大陸から南大陸へと渡ってきた人。出自は家族以外に明かしていないが、白銀の髪に澄んだ青い瞳という容姿から一部の人間にはもしやと思われていた。形見の指輪の一つは父親のもので、テイラーズとの連絡手段に使うもの。
■スパルダ家前当主
スパルダ家の色に拘りすぎた老人。キリエに絶縁宣言を出した張本人。
女で二色を継いだ娘が家を出たことに嘆いていたが、娘に二色以外のことで接してこなかったことが原因であると、まったく理解していない。
今は多種多様な人種が生活している移民街に隠居させられている。
■キリエが世話になっていた老人
キリエの母親の魔導具作りの師匠。母親がスパルダ家を出た後はこの老人の領地に家を借りていた。
人魔戦争で両親が亡くなったキリエを引き取る。重度の女好きで、よくトラブルを起こしていた。
■王妃
グリティカの女傑と言われるほど好戦的な性格らしいが、子育てと国王の献身的に支える姿で知られているため、信じない人が多い。
実際はかなり恐い人。後少しシャルティアが動くの遅かったら、城の中で惨劇が起きていた可能性があった。
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