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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第二の視点 part1
9/113

私の告白

ほたるの告白です。

見守ってやってください(笑)

  私は話を切り出すために、まずはあのことを謝った。


  「ごめんね?急にさぁ…」「あれから謝りたいって何度も何度も思ったんだけどなかなか話せずにいて…」


  「本当にごめん」「あの時は…いやっ、いつもケンカして悪かったのはあたし…」


  思いもしなかったのだが、私はここで泣いてしまった。


  そして、テンパっていたためか、ここから先何を言ったのか覚えていない。


  だが、ただただ謝り続けた私の髪を、さとるが優しく()でてくれたことは覚えている。


  “あぁ、うれしい” 私の中でそんな思いが生まれた。


  その後さとるは「ありがとう」「そしてやっぱりごめん」


  「昔さ、お前を泣かせないって約束したの覚えてるか?」っと聞く…。


  いつ言ってくれたのだろうか? 私は考えた。


  だが、答えなど出なかった。


  だから私は「わかんない」っと本当のことを言って涙を拭った。


  そして、「けど、さとるは優しいからそう言ってくれたんだと思う」


  「私は好きだよ…さとるのこと…」っと言った。


  ―――――――――――――――――――


  ―――――――――――――――


  ――――――――――


  しまった!!


  かっ、勝手に口が動いてしまった。


  『ばか!馬鹿!バカ!』 私は心の中で叫んだ。


  あぁ…嫌われちゃったらどうしよう…。


  そして私は思った。


  『私、今、顔、絶対、赤い!!』


  っと…。


  『はぁ、、、』


  『嫌われちゃったらどうしよう…。』


  私は次にこう思った。






  しかし、そんな風にテンパる私にさとるは言った。


  「ところでお前は何をしに?」 っと…。


  思わぬ言葉に口が“ポカン”と開くかと思った。


  『あぁ…』


  『私振られたんだ…』


  私はそう思った。辛かった。


  私の告白に触れることなく話をすり替えたことが…。

失敗です。

両想いなのにね(笑)

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