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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第一の視点 part4
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少女の条件

  ほたるが精一杯の想いで少女に叫ぶと、その想いが届いたのか少女は答える。


女:「いいよ♪」

 :「けどね、、、条件がある!」


俺:「条件だと!?」


  俺はここで“何が条件だ!”って言いたかったが、逆撫でするといけないので感情を必死に堪える。


女:「その条件わぁ~~」

 :「おねぇーちゃんがぁ~ おにぃーちゃんを・・・“ブスッ”って・・・」

 :「“ブスッ”って殺したら、、、いいよ♪」


  それを聞いて、俺と蛍はまったく声が出なかった。


  『こいつ・・・マジで言ってるのか?』ってな感じで、俺達はお互いに目を合わす。






  だが、オレよりも先に、ほたるは口を開いた。


ほ:「いやよ・・・いやっ・・・」

 :「誰が死ぬかもわからないのに、大好きな人を殺すなんて・・・」



  “大好き”―――この言葉が、俺の胸にちくりと突き刺さる。


  だが、その言葉を少女も聞き逃さなかった。


女:「じゃあ、や~めた♪」

 :「最後にしてやんないんだから!!」

 :「じゃあね!」


  そして、その言葉を最後に電話が切れた。































その後の部屋には、寂しさだけが残るのだった―――――。

一応、愛理の名前が出ましたが、

話しているところでは“女”という表記にしてあります。


次回は愛理のお話です。

それでは、お願いします^^

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