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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第四の視点 part2
67/113

慎重かつ大胆に

  それから、しばらくの間、、、


  と言っても、3週間程だが、私は人を殺さなかった。


  女子高生や、可愛い子、綺麗な子に会うと、私は目を閉じた。


  心の中で笑い続ける“あいつ”が怖い…。


  いつ、どこで“私”という殻を破って出てくるのか?


  ―――全く想像できない。


  私は自分が恐ろしかった。 私という名の悪魔が…。











  しかし、今日は5月14日。


  ちょうど、おにぃちゃんが死んだ日の10日前…。


  だから、私は約束を守るために、、、


  嘘をつかないようにするために、また人を殺すことを決意した。
















  だが、今は世間が、女子高生殺人について、《どんな人が殺したのか?》《次もやるのだろうか?》と気にしている頃、、、


  迂闊には行動することはできない。


  しかし、派手にやらないで、何の意味があるだろうか?


  心のどこかで、そう思った私は、慎重かつ大胆に人を殺すことにした。

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