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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第四の視点 part2
62/113

悪魔は染める

  アハハハハ・・・アハハ・・・アハハハハ!!!!




  そうやって、心の中で叫ぶ狂気。


  いいや、、悪魔と呼んだ方がしっくりくるかもしれない。



  私は自分自身が怖くなった。


  だんだんと、自分が黒くなっていくのがわかる。


  あの大好きだった白のワンピースが黒になったように、いつか自分も真っ黒に…。


  真っ黒になってしまうのが怖くなった。
















  けれど、悪魔は悪魔でしかなかった。


  結局、私を黒く染めたのだ。


  夜よりも暗く、夜よりも美しく、夜よりも綺麗な色へと―――――。





















  私は落としてしまったハサミを拾って、さっきよりも強る握る。


  それは、彼女達をこの手で殺すため…。


  自転車に乗って、のうのうとこっちに向かってくる女子高生を殺すためだった。

次回からは、グロくなります。


しかしながら、文才がない故、そうでもないかもしれません。

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