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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第一の視点 part3
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一本の電話

  湯に10分程浸かってから、オレはシャワーを浴びて風呂を出る。


  そして、オレは先ほどまで洗濯物のあったところが、すっかり綺麗になっていることに気が付く。


  人のパンツなど、オレのパンツなど触りたくもなかっただろうに、、、


  しかし、オレがほたるのに触るにも恐れ多いので、任せてしまった。


  そのことを、“嫌”とも言わずにやってくれたほたるに、オレは感謝しつつ体を拭いて服を着た。
















  オレが部屋に戻ると、ほたるは座ってテレビを見ていた。


  いいや、眺めていたと言うべきだろうか?


  どことなく“ぼぉー”っとした感じで、CMを眺めているほたる。


  オレは、そんなことに気が付かないふりをして、ほたるに話しかける。


俺:「何を見てるんだ?」


ほ:「え?」「あっ、あぁ・・・」 そう言って、首を振るほたる。


俺:「どうかしたか?」 俺は他の質問をしてみる。


ほ:「いや、ちょっと考え事をしてて・・・」

 :「テレビはつけてるだけで、見てないよ?」


  そう言って、ほたるは少しだけ顔を赤くした。






  オレには何を考えていたかはわからないし、そのことを知られるのが恥ずかしかったからか、“ぼぉー”としていたのが恥ずかしかったのかは知らないが、ほたるは確かに顔を赤くした。





















  それから少し時間が過ぎた後の話である。






21時10分、、、


  一本の電話が“プルルルル・・・”

          “プルルルル・・・”と鳴った。

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