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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第四の視点 part1
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純粋な欲求

  「そぉ~だなぁ~」


  私はその言葉をテキトー発して後、再び考える言葉を発した。


  「うーん・・・」「え・・・っと・・・」


  「どうしようかなぁ・・・??」


  そんな言葉を何度か発していると、急に名案が思い浮かんだ。


  「私のおにぃちゃんの最初の殺人は、ナイフだったから、、、」「よーし!!私も同じにしよう!!」


  そんな感じで思い浮かんだ名案は、見事私に採用され、殺される(りそう)の女の子も、後に続くように思い浮かぶ。


  『なんて私は冴えてるんだ!!』


  そんな風に感じた私は、「さて、いつ殺してあげようか?」と呟き始める。











  考えるだけでゾクゾクして、実行しようという思いが強くなるほどワクワクする。


  このころから、愛理は“ワクワク”を純粋な欲求だと思い込み始めた。











  次に、私は“いつ”と、“どこで”について考えることにした。


  「今度の木曜にしようかな?」


  「学校は5限目までしかないんだし、、、」


  「よぉーし!!!」「そうしよ!!!」


  「じゃあ、、、」


  「どこで殺してしまおうか?」


  「やっぱし、人通りが少ない方がいいよなぁ~」


  「う~ん・・・」


  「人通りが少ないところで殺すって言っても難しいなぁ・・・」


  「でも、殺すときは、ブスって()けばいいわけだから・・・」


  そんな時、“殺す”と言う風景が、私の中で流れた。



  ・・ ブス!・・ ・・ ・ブスッ!!・ ・・ザック!!・・・ ・・・・・・ グシャッ!!!・・ ブス!・・ ・・・・・・・ブスッ!!・・・・・・・・ザクッ・・・・・・・・ ・・グシャッ!!!・・・ ・・グチャ・・ ・・・・・ブスッ!・・・・ ブス!・・ ・・・ ブスッ!!・・・ グチャ・・・ ・・・ブスッ!・・ ・・ ・・グチャ・・ ・・・・ブスッ!・・ ・ ・・・ ・・ベチャ!!・・・ジァク!・・・ブス!!!・・ ・・・・



  そして、私は叫んだ!!!


  「・・・・・・・・・・」


  「あぁ、早く殺してやりたい!!!」


  「ゾクゾクするんだからぁぁぁぁ!!!!!!」 と――――

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