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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第四の視点 part1
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目標設定

  しかし、私はやるべきことを思い出した。


  『いけない、いけない、、、今日は偵察だったんだ、、、』


  『そもそも、武器は持ってないんだから、人殺しなんてできないし…』


  『でも、今度(つぎ)来た時は、殺すんだからだから、怪しまれないようにしなくちゃ!!』


  そう自分に言い聞かせて、偵察を開始することにした。






  私の狙っていた学校の門をくぐると、入り口の警備室のところで「どこの子だい?」と質問されたけれど、「おねえちゃんに会うために来た」と言うと、すんなり入れてくれた。


  『ウザい警備員!!殺しちゃいたい!!』


  『でも、ダメダメ、、、』


  『私の殺す相手(もくてき)は女の子なんだから!』


  そう思いながら、学校を偵察のためにうろうろしていると、わかったことがあった。


  やっぱり、女子高と言っても、可愛い子からブスな子まで色々…。


  『どうせ殺すなら、可愛い子の方がいいよね?』


  そう、私の胸が訴えるので、《殺す相手を可愛い子にする》と目標を設定することに決めた。






  しかし、そう設定したためか、可愛い子を見ると、心の奥底がウズウズするのだ。


  『もう、我慢できない、、、』


  そう心が訴えるので、今日は家に帰ることにした。

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