キモチヨクテ
私は街に行くことにした。
私の住んでいる場所は、どちらかというと田舎なので、いい感じの、、、殺したいと思う女の子がいない。
だから、今日は偵察するつもりで街に行くことにした。
今日は土曜日だから、学校を見に行っても、部活をやっている女の子しかいない。
けれど、仕方がないと思った。
だって、平日は私自身も学校があるから、私が授業終了後に行っても、もうみんなは下校しているだろうから…。
だから、私は今日街に行くことにした。
まず始めに向かったのは、県下でかなり有名な女子高。
『あぁ、いい匂いがする・・・』 そう、私の心が疼く。
『人間のいい香り・・・』 そう、再認識しようとする。
『早く殺したい』 私の心が雄たけびを上げる。
正直、自分でも驚くほど足が軽く、そして速く進む。
これから、いけないことをするというのに、、、
人殺しをするというのに、なんという反応か!!!
私は、自分の反応に驚きが隠せなかった。
なぜなら、人を“殺せる”と思うだけで、キモチヨクなれるんだから…。
『あぁ!!ゾクゾクする!!!』