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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第二の視点 part2 ―過去―
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私の義務

  黙り込む2人のいる部屋の空気が重くなるのがわかる。


  しかし、この後さとるが言うことに対し、私は言ってはいけないことを言ってしまう。


さ:「知らないよ」

 :「僕にはわかんないよ!!!」

 :「そんなこと、、、」

 :「そんなこと、ほたるに言われる筋合いないじゃん!!」


  私はさとるがキレた瞬間を、この時初めて見た。


私:「私に言われる筋合いがないって?」

 :「じゃあ聞くけど、他に誰がさとるに言うのよ!!」


  この時の私は本当に馬鹿だった。


  《親のいないさとるを見守るのは私の義務》


  そんなことを思っていたからだ。


  私は、さとるにとんでもないことを言ってしまった。


  それに対し、さとるは決別を選ぶことになる。






さ:「鬱陶しいよ・・・」

 :「ほたる、、、うっとしいよ!」

 :「僕には、保護者はもういないんだ!!」

 :「だから、ほたるに保護者面(ほごしゃヅラ)されたくないよ!!」



  この瞬間に、2人の心にはひびが入ったのだ。

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