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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第二の視点 part2 ―現在ⅰ―
37/113

1つ屋根の下で

  そんな冷めたから揚げを口にして、私はふと思った。


  『さとるとどれくらい話していたのだろうか?』


  その疑問にさとるの部屋の時計は答えを出した。


  20時50分と―――――


  私は、それを見て思わず声を上げてしまった。


私:「あっ、もうこんな時間、、、」


  その言葉を聞いて、さとるは言う。


さ:「ん?」

 :「本当だ!!」

 :「もうこんな時間になっていたのか!!」


  そして、少し疲れを見せたような表情をした後、私の方を見て付け加える。


さ:「お前、今日どうするんだ?」


  私には最初、この意味が理解できなかった。


  しかし、少し考えると鈍感な私にも理解できた。


私:「泊ってっていいの?」


  私は、“これ”を恐る恐る聞いた。


  しかし、そんな思いはすぐさま“無”に帰した。


さ:「今から帰ったら、10時過ぎにしか家に着かないだろ?」

 :「そんなん危ねぇじゃねーか」


 :「だから、泊ってけよ」


  さとるはそう言ってくれた…。






  1つ屋根の下で2人きり。


  私は、そっちの方が危ないと思ったけど…。

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