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1つ屋根の下で
そんな冷めたから揚げを口にして、私はふと思った。
『さとるとどれくらい話していたのだろうか?』
その疑問にさとるの部屋の時計は答えを出した。
20時50分と―――――
私は、それを見て思わず声を上げてしまった。
私:「あっ、もうこんな時間、、、」
その言葉を聞いて、さとるは言う。
さ:「ん?」
:「本当だ!!」
:「もうこんな時間になっていたのか!!」
そして、少し疲れを見せたような表情をした後、私の方を見て付け加える。
さ:「お前、今日どうするんだ?」
私には最初、この意味が理解できなかった。
しかし、少し考えると鈍感な私にも理解できた。
私:「泊ってっていいの?」
私は、“これ”を恐る恐る聞いた。
しかし、そんな思いはすぐさま“無”に帰した。
さ:「今から帰ったら、10時過ぎにしか家に着かないだろ?」
:「そんなん危ねぇじゃねーか」
:「だから、泊ってけよ」
さとるはそう言ってくれた…。
1つ屋根の下で2人きり。
私は、そっちの方が危ないと思ったけど…。




