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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第三の視点 part2
28/113

空を見上げると

空を見上げると!そこにはUFOが!!


そんな冗談はさておき、本編どうぞ!!

  しばらく歩いた後に、俺は吉田探偵事務所まで歩くことにした。







  南に向かって2,30分ぐらい歩いただろうか?


  寂れた風景が、賑やかになってきた頃、、、


  俺は、吉田探偵事務所に到着した。


  すると、中から“弱セレブ”という空気をかもしたおばさんが出てきた。


  彼女は、満面の笑みで、奴との別れを慈しむ。


  『あぁ、、、馬鹿だよな、、、裏切られるとも知らずに、、、』


  俺はそう、心で呟いた。






  その時、吉田の顔を見た実際の時間は数秒だった。


  しかし、俺の中には激しい憎悪の念が生まれ出ていた。


  だが、ここで誤って殺してしまえば、俺の“計画”が水の泡と()す。


  だから、必死に『今まで待ったんだから、落ち着くんだ』と心に言い聞かせた。






  我慢に、我慢を重ねた俺は、近くにあった公園のベンチに座り込んだ。


  空を見上げると、///青い空///があった。


  そこには、雲一つありはしない。


  俺はそんな空に見とれてしまい、時間を忘れてしまった。

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