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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第三の視点 part1
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電流の流れるフェンス

脱獄まであと少し!!

  出口まであと10mというところで、鉄製の扉で見えてきた。


  そして、俺はそこに近づいて扉を開け外に出る。


  さらに俺は、電流の流れるフェンス対策としてポケットの中に入れたミシン組み立て用の油を取り出す。


  これは電流の流れるフェンスにかけることでショートすると昔聞いたことがあるので実践してみようと思ったからだ。


  これが本当ならば俺は脱獄できる。


  これが事実でないとすれば俺はもう一度捕まりお釈迦様となる…。


  俺の未来は2つに1つ…。


  俺はそんなことを考えながら、フェンスに油をかけた。






  “バチッバチッ”っと大きくショートする音がした。


  だから、俺は迷わずフェンスに体当たりした。


  だが1回では壊れない。


  壊れる気配もしない。


  俺はもう一度体重をかけて体当たりする。


  すると、撃たれた傷が“ズキン!!”っと悲鳴を上げる。


  『くっそ!こんなところで…』と思い俺は歯を食いしばりもう一度体当たりした。


  すると、それと同時にフェンスが壊れ俺は外に出ることができた。


  追手はすぐ傍で「手を挙げてそこに伏せろ!」っと叫び散らす。


  『誰がここまで来て手を挙げて伏せる(ばかをやる)?』


  俺は心の中で嘲笑(あざわら)い、にやりと笑った。

なかなか今回の主人公、性格が悪いと思います(笑)

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