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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第三の視点 part1
13/113

囚人にできたチャンス

最近チャンスだと思ったことは…

―――――

――――――――――

――――――――――――――

ない…ですね……

  俺は女子高生連続殺人犯として全国に名を()せていた。


  俺が殺したのは6人…。死刑かと思っていた。


  だが、それでもいいと思った。


  奴に仕返しができないのは嫌だったが、仕方がないことだと思ったから…。


  いやっ、仕方がないことだと思っていたから…。






  なぜなら、俺にはチャンスができた。


  それを思い、俺は『馬鹿め…』と心の中でつぶやく。


  なぜ俺がそう思えたか、、、


  それは『生きて償え』と裁判で決まったからである。


  俺は女を6人殺した。


  けれども死刑にはならず、無期懲役となった。


  これはチャンス以外の何物でもない。


  『これで奴に復讐できる』


  俺はそう思った。






  捕まってからちょうど1年が過ぎる頃、


  世間が俺という人間を忘れ始めた頃………


  俺は脱獄を試みることにした。


  まず休憩時間に外に出て、何処(どこ)かに逃げる場所がないかと探した。


  しかし、どれだけ探したところで全然見つからない。


  けれど、1つわかったことがあった。


  それは看守の交代の時間…。


  毎日、6時・12時・18時・24時と6時間周期で交代し、そして最低でも交代に10分はかかるということがわかった。


  これを使わない手はない…。


  だから、俺はこれをベースに脱獄計画を進めることにした。

人を6人殺して死刑にならないことはめったにないことだと思います。

けれど、そこら辺は気にせずに読んでやってください。

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