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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第四の視点 part5
101/113

赤くて綺麗なモノ

今日はバレンタイン、、、なのにこんな変な話が投稿される。


これも愛理の策略か何かか? だって、今回から愛理に戻るんだもん!


それでは、どうぞ!!!




5月16日、22時18分、、、


  まず、私はお風呂から出た。


  すると、身体から立ち上る湯気に妙な“寂しさ”を覚える。



  私は今朝、親友であるかおるちゃんを・・・親友だった(・・・・・)かおるちゃんを殺した。


  だけど、それからずっと肩が軽くなった気がする。


  なぜだろうか? 本当に、不思議に感じる。
















 ――――●――――●――――●――――●――――●――――
















 ――――――――――――――――――――



 ―――――――――――――――――




 ――――――――――――――





 ―――――――――






 ――――――






  私はブランコに乗っていたかおるちゃんの後ろに回って言った。


  「私が押してあげる―――――」 って。


  私は何度かかおるちゃんの背中を押して、ブランコを揺らした。


  そして、ある程度揺れるようになったところで、私はおにぃちゃんのハンマーを取り出して、かおるちゃんの頭を思いっ切り殴った。


  すると、“ズサッ”っと声もなしに地面に頭をつけるかおるちゃん。


  私はそのかおるちゃんの身体をそっと抱き上げてから、カバンの中から果物包丁を取り出した。



  私が殴ったところから、血がトクトクと流れ出る。


  『赤くて綺麗!』 私の心が少しだけ反応を示す。


  それから手にした果物包丁をギュッと握りしめて言った。


  「ごめんね・・・かおるちゃん・・・」 っと―――――。



  そして、それに付け加えてもう一言。


  「でも安心して?かおるちゃんは私と生きられんだから♪」 っと―――――。



  そう言って、私はかおるちゃんの皮を剥ごうと、皮膚に包丁を沿()わせてみる。


  すると、“スゥー”っと一滴の血がかおるちゃんから染み出てくるのである。


  『あぁ!オモシロイ!!』 私の心はさらに反応を示す。



  それから、私はコツコツとかおるちゃんの皮を()いでいくことになる。


  そう、、、流れていく時間を忘れるほどに。。。

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