赤くて綺麗なモノ
今日はバレンタイン、、、なのにこんな変な話が投稿される。
これも愛理の策略か何かか? だって、今回から愛理に戻るんだもん!
それでは、どうぞ!!!
5月16日、22時18分、、、
まず、私はお風呂から出た。
すると、身体から立ち上る湯気に妙な“寂しさ”を覚える。
私は今朝、親友であるかおるちゃんを・・・親友だったかおるちゃんを殺した。
だけど、それからずっと肩が軽くなった気がする。
なぜだろうか? 本当に、不思議に感じる。
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私はブランコに乗っていたかおるちゃんの後ろに回って言った。
「私が押してあげる―――――」 って。
私は何度かかおるちゃんの背中を押して、ブランコを揺らした。
そして、ある程度揺れるようになったところで、私はおにぃちゃんのハンマーを取り出して、かおるちゃんの頭を思いっ切り殴った。
すると、“ズサッ”っと声もなしに地面に頭をつけるかおるちゃん。
私はそのかおるちゃんの身体をそっと抱き上げてから、カバンの中から果物包丁を取り出した。
私が殴ったところから、血がトクトクと流れ出る。
『赤くて綺麗!』 私の心が少しだけ反応を示す。
それから手にした果物包丁をギュッと握りしめて言った。
「ごめんね・・・かおるちゃん・・・」 っと―――――。
そして、それに付け加えてもう一言。
「でも安心して?かおるちゃんは私と生きられんだから♪」 っと―――――。
そう言って、私はかおるちゃんの皮を剥ごうと、皮膚に包丁を沿わせてみる。
すると、“スゥー”っと一滴の血がかおるちゃんから染み出てくるのである。
『あぁ!オモシロイ!!』 私の心はさらに反応を示す。
それから、私はコツコツとかおるちゃんの皮を剥いでいくことになる。
そう、、、流れていく時間を忘れるほどに。。。