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愛の言霊~THE STYX~  作者: 尖角
第二の視点 part1
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「俺が守る」その言葉…

好きな人ぐらいは自分の手で守りたいです^^

  だが、今日来た目的は告白などではない。


  私は気持ちを切り替え、命が狙われていること話した。


  しかし、さとるは一瞬、私の話を「えっ?」っと信じてくれなかった。


  けれど、最後まで話を聞くことで、納得し、信じてくれた。


  そう、、、警察も信じなかった話を…。






  それから、さとるは席を立ち、部屋にカップラーメンとから揚げを持って帰ってきた。


  そして「まぁ、こんなもんしかねぇけど食えよ!」っとさとるは言った。


  私には十分だった。


  カップラーメンの温かさが、私の心を癒してくれそうで…。


  「ありがとう」「本当にありがとう」


  私はさとるが相談に乗ってくれただけで嬉しかった。






  次に私は、私の命を狙う少女の声を聴いてもらった。


  テープの最後に残る、甲高(かんだか)い笑い声が部屋中に(ひび)き渡り、私というものを寒気で(おお)った。


  私は少し震えながら「私剥製になっちゃうの?」っと言った。


  そして、そんな私の言葉を聞き、さとるは少し大きな声で「なるわけないだろ!」反論し、考える素振りを私に見せた。


  だがすぐに、「お前は俺が守る」と私の()を見つめて言う。


  嬉しかった。大好きなさとるに言ってもらえたから…。


  私は振られた身でありながら、そんなことを考えていた。

振られたところで想いは消えないものです(笑)

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