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200文字小説集

映画館で…(200文字小説)

作者: 日下部良介

彼女と二人で映画を見に来た。

僕が見たかった話題の映画だ。

誘ってくれたのは彼女の方。


場内が暗くなって映画が始まる。


楽しみだ。

胸がときめく。


だけど、彼女が隣にいると思ったらとても映画なんか見ていられない。

なぜだか息苦しい。


ひじ掛けにおかれた彼女の手。

そっと触れてみたいけど、勇気が出ない。

すぐそこにあるのに、すごく遠い気がした。


映画が終わると、彼女は立ちあがり僕の手を取った。

「面白かったね」

「う、うん」


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― 新着の感想 ―
[一言]  うう。人様の作品の感想で遊んでしまいました…。  あぁ、この彼、照れ屋さんだなぁ、だめだよ?ちゃんと告白しなきゃ、言わなきゃ伝わらないよ?  なんて思ったら、ラスト、彼女から手をとったって…
[一言]  んま。照れ屋さんですね!  ピン!  ふふふふ。彼女は、映画を「面白かったね」と言ったんじゃないんですね? 見たかった映画を見る事も出来ずに、となりを気にしまくりの彼の事を「面白い」…
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