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兄が好きな妹なんてラブコメ展開はありえない。  作者: 詩和翔太
5章 ヤンデレ妹たちはひと夏の思い出を作るそうです。
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展ラブ100話達成記念 展ラブ制作秘話Ⅰ

 ども、詩和です。いつもお読みいただきありがとうございます。


 さて、今回は展ラブの100話突破記念(今更ですが)を記念して、制作秘話を少しお話しようと思います。別に聞かなくてもいいという方はブラウザバックを推奨いたします。


 本来ならば、何か特別な番外編の執筆を予定していたのですが、100話記念のはずなのに、記念になってねぇ……ということで、やめました。因みに、予定していたものとしては、先に言ったと思いますが、今まで出てきたキャラ(一章で出てきたあかりの友達の美優、二章で出てきた亜季、三章に出てきた乾治改めクズ男くんetc)のその後を描いた番外編が一つ。そして、100話までで丁度一学期が終わったということで夜の日記として振り返った番外編が一つ。いやぁ、100話記念としてはダメですね、てことでやめました。


 というわけで、制作秘話です。こんな話で、満足してもらえるのか? と言われれば首をひねざるを得ませんが、これで展ラブをさらに知ってもらえるなら幸いです。


 さて、今回は三つほど裏話を。


 一つ目は、展ラブがどのように生まれたのか。まぁ、所謂誕生秘話ですね。


 展ラブが生まれた頃、私は処女作(ある意味黒歴史)である“にどきみ(2度目の人生を君と)”を書いていました。まぁ、読んでくれた方がどのくらいいるかはわかりませんが、今の展ラブや死姫と比べると見るに堪えません。まぁ、改稿してない二章と三章を見ても、見るに堪えませんけどね。早く改稿しなくては……。夜と夏希のキャラが違い過ぎる……。


 その作品の中で、主人公のショウの妹に、陽華璃というヤンデレっ娘がいますw


 中学時代、とりあえずラノベを読み漁った私は、二次元にのめり込みました。まぁ、逃げる場所が二次元にしかなかったというのが、正確な理由ですけどね?w


 まぁ、自然な流れというかなんというか、アニメにもハマりました。クラスからオタクと罵られようと、もう関係なかったですね。だって、一人に変わりないもの。俺の経験が夜のキャラ作りにも生かされてるってことですね。


 リ〇ロ、この〇ば、その他もろもろ……。そして、THEヤンデレなスクール〇イズに出会いました。衝撃の展開に驚いたものの、見終わった後に出てきた感想が主人公ざまぁ! ではなく、ヤンデレ可愛いんだけど!? でした。そこから、ヤンデレに惹かれていきましたね。それはもう見事に。


 好きな人のためなら他人を殺せる。それほど、好きな人を愛している。それはもう、他のことが見えなくなるほどに。そんなヤンデレっ娘が、とても可愛く思えました。いやぁ、どうしてヤンデレっ娘に惹かれたんでしょうね? 今更になって不思議に思えます。


 愛されたためしがない非リアな私にとって、愛してくれるヤンデレは神に思えたんでしょうね。うん、そうだ、そうに違いない。


 それから、私はひたすらヤンデレっ娘が出てくるアニメを見まくりましたね。その度に、可愛いなぁ、とそれはもう気が狂ったほどに言いまくりました。きっと、気がくるっていたのでしょう、じゃなきゃ、あの頃の検索履歴がヤンデレで埋まるわけがありません……。


 そうして、中学を卒業し、高校に入学しました。まぁ、毎日のようにラノベを読んでましたね。主人公に自己投影して、俺だったらこうする! あぁ、そうくる!? とか考えてましたね。


 だから、自分で書けば俺のやりたいようにやれんじゃね? と思いました。それが、小説を書くようになったきっかけです。


 実を言うと、にどきみは処女作ではないです。私の本当の処女作は、とてもつまらないラブコメでした。探してみたらあったので読んでみたら、それはもう笑えましたね。文法滅茶苦茶、キャラも曖昧。まぁ、今とあんまり変わりませんけど。


 まぁ、そんなこんなで、ラブコメを書くのは一度諦め、当時ハマっていた異世界ものを書くことにしました。そうして、生まれたのが初代にどきみです。


 因みに、そのタイトルは、“俺が恵まれている訳がないだろ”と“現実の妹が可愛いなんて信じない”ですね。少し、展ラブの名残がある……気がします。これはもう、封印ものですねw 展ラブが終わった後に改稿するって手も考えておきましょうか……? ないと思いますけど。


 でも、やっぱりラブコメは諦められなかった。じゃあ、いっそのこと書いちまえと、そうなったわけです。本来なら、にどきみが終わった後に書く予定だったんですけどね。我慢できませんでした。


 プロットなんかない見切り発車。とりあえず、決まっていたことは、舞台が高校、主人公はオタクの男、メインヒロインはヤンデレ妹。この三つは、既に決まっていました。主人公がオタクだったのは自己投影しやすいように、ヤンデレ妹なのはただの趣味です!( -`д-´)キリッ


 まぁ、悩みましたけどね。ラブコメでなろうを生きていけるのか? と。


 まぁ、そんなものは関係ねぇ! と書きはじめたら、今ではこの通り俺の代表作です。人生、何が起こるかわからないですねぇ……。ほんとに。


 異世界ものにも負けないストーリー、キャラのラブコメを書いてやる! そうして生まれたのが、夜達二次元部と展ラブでした。


 さて、以上が展ラブの誕生秘話です。秘話になってるかどうかはわからないですけど、これが私が展ラブを掻こうと思った理由です。


 次に二つ目。夜とあかりの誕生秘話です。


 実は、夜よりも、あかりよりも。先に夏希のキャラが出来上がっていました。名前はまだ未定でしたが、主人公と同じゲームをしていて、お互いにゲーム名で呼び合っている中二病な女の子で、主人公の親友ポジション。その後に、じゃあ、主人公は? となりました。


 まず、一番早く思いついたのがゲーム名である“ナイト”でした。主人公が操作するキャラは、キ〇トのように剣を振るって欲しかった。その願いが、安直な名前へと繋がりました。


 その後、じゃあどうしてそのゲーム名になった? という理由を考えていると、名前を英語にしたでいいじゃねぇか! となりました。そうして、“夜”の名前は決まったのです。まぁ、THE適当ですね。主人公なのに! 主人公なのに!


 その後、メインヒロインであるヤンデレ妹の名前を付けようとなりました。夜とメインヒロインは兄妹。ならば、関連のある名前にしたかったんです。しかし、先に名字である“夜月”が決まってしまった。因みに、この夜月も適当です。夜月夜、なんかよくね? というノリで決まりました。ほんと、適当ですね。


 夜月夜の妹……。夜に関連するもの……。月? 夜月月? いや、あほか。なんて読ませるんだよ、ルナか? 何処の国だよ! って自分にツッコみましたね。もしかしたら、このルナが後の夜のあだ名に……?


 兄である夜の印象は黒。ならば、妹は白をイメージしようと考えました。反対にすればいいってこれも安直ですね……。


 だから、夜の反対にしようとしました。夜の反対……、太陽? いや、男っぽいしそもそも月の反対だろ。じゃあ、明るめの何かに……、ん? あかり? というわけで、あかりとなりました。本当、適当です。


 そうして、三つ目に作品の名前の由来ですね。


 正直、一番悩んだのがタイトルですね。


 作品の内容をタイトルでわかるように、かつ、長めの名前、と色々考えました。


 メインヒロインが妹なんだから、妹は絶対入れる。これは自分の中で決まってましたね。


 そうして、当時、妹もので一番好きだった俺〇にならって、“ない。”で終わらせようと思いました。


 主人公は鈍感にはしない。なら、妹の好意はわかっているはず。でも、現実で兄妹の恋愛は認められない。それに、現実的に考えて兄が好きな妹とかありえない、逆も然り。でも、これはラブコメだから……。


 そうやって、想い浮かんだ言葉を繋ぎ合わせたら、“兄が好きな妹なんてラブコメ展開はありえない。”となったわけです。二章書いてるときはタイトル変えなきゃ、メインヒロインも夏希にしなきゃ……って考えましたけど、今となってはこのタイトルは気に入ってますね。


 今回の制作秘話はこれにて終わりです。他にも、梨花とか夏希、瑠璃とか玲奈など色々と言っていないこともあるのですが、それはまた次の機会に。楽しんでいただけましたでしょうか? もし、そうならば幸いです。


 それでは、次の制作秘話にてお会いしましょう。ではまた。


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