表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タイシとシナリ  作者: @naka-motoo
第5章 3人目の敵
83/142

第83話 ヤクザとハンバーガー屋

 彼はパチンコ屋に入って行った。ちょっと迷ったけれども、自転車を置いて僕も店内に入る。18歳だから、まあいいだろう。(本当は学生なので、よくない)

 中年男はスロットマシンの第に座り、タバコに火を点けるところだった。

 本当は彼の近くの台に座って見張りたいところだったけれども、やりもしないでいると不自然なので、店内を歩いて回ってみた。ひたすらやかましい。タバコの煙ももうもうだ。それでも昔よりはクリーンになっているのだろう。若い女性客も結構いる。何周かして戻ると、男がいなかった。


「おい」


 後ろから声を掛けられ、振り向くと彼だった。

 怖さよりも、見失わなかった安堵の方が大きい。


「ちょっと裏でしゃべろうか」

「嫌です」

「何?」

「ここで話しましょう」

「・・・人目があれば安全ってか。賢いな、お前」


 僕は目を逸らさない。いや、逆に僕の視線の方が相手を射抜いている気分になる。

 どう感じたのか、相手からこう提案してきた。


「分かった。だが、ここはやかまし過ぎる。茶でも飲みながらならどうだ」


 そう言うと、男は自分が前に立って表通りに出た。そのまま大手チェーンのハンバーガー屋に入って行く。


「ここなら安心だろ?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ