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第62話 任意出頭
3日後、ケータイに見慣れない番号からの着信があった。
「はい、先代です」
「先代大志さんですか?」
「そうです」
「私、県警南中央署の、”種田”、と申します。実は先代さんから脅迫を受けたという相談がありまして。少しお話をお聞きしたいのですが、警察署へ来ていただくか、あるいは私どもがご自宅に伺うかしてもよろしいでしょうか」
ああ、そう来たんだ。僕は警察へ任意で、”出頭”、する方を選んだ。
「ありがとうございます。お越しいただける日はいつ頃がよろしいですか」
「早い方がいいですよね。今日の午後とかでもいいですよ」
「そうですか。では、14:00にお越しください。窓口で、種田にアポイントがあるとお伝えください」
「はい。分かりました」
丁度ごはんの最中だったのでばあちゃんと志成にその場で告げる。
「ちょっと警察に行ってくる」
「え?」




