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第20話 朝が来たけど・・・
さすがに僕も緊張していた。
月曜の朝、志成と2人で自転車で登校する。彼女にはかすみの自転車を使って貰った。
一番に学校に着くつもりだったけれども、まだルーティン化していない朝ごはんの準備・片付けなど結構手間取った。ばあちゃんも畑から戻ると容赦なく、「お腹空いたよ!」と僕らを急き立てた。
僕たちが並んで駐輪場に入ると、運悪く、というか、3年2組と5組の女子がいた。ちらちらとこっちを見ている。
「じゃ、かばん置いたら5組に行く」
そう言って、一旦志成と別れた。




