サバゲーのルール
参加者の受付は200人という人数の割に意外と整然としていた。あまりの応募者の多さに2倍の200人としたのだが、それでも大丈夫なのはこの会場がいかに広いかということの表れだろう。全員コスプレなので、リラックスしたムードさえある。おそらく初めてサバゲーをするという参加者の緊張感を含めても、僕と志成ほど深刻な緊張感を持つ者はいないだろう。
スタッフが説明を始める。
「事前にHPではご案内していますが、改めてルール説明をします。ごく単純に、ペイント弾を合計3発被弾したらその方はゲームオーバーです。ペイントは洗えば落ちる塗料ですのでご安心ください」
「体のどの部分でも3発ですか?」
質問が入った。
「はい。大人数ですので、胴でも腕でもシンプルに3発でアウトです。続けます。今回貸し出し用に用意したのは威力の弱いものとなっております。持参された方にも威力の弱いものに制限させていただきました。ペイント弾は当方で用意するものをご使用いただきます」
スタッフは貸し出し用の銃と弾丸を掲げて見せる。
「3発被弾したら自己申告で、1階のこのスペースで待機してください。時間は30分。終了時点で生き残っている方の中から、コスプレ審査と併せて最優秀賞を決定します。事前にお知らせしております通り、スポンサーのNatural Age様から総額200万円の賞金が授与されます」
おおー、と参加者から声が上がる。
「なお、それぞれのスタート地点の配置についてはグループごとにこちらで割り振らせていただきましたので。あと、ゴーグルは必ず装着してください。それから、特別に建物内の監視カメラを使用して、戦闘の様子をネット中継いたします」
おおーっ、と更にみんなどよめいた。




