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タイシとシナリ  作者: @naka-motoo
最終章 最後の敵~決戦
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Anti Bullyingも一口噛む

 今、12月。Xデーは3月3日のひな祭り、コスプレサミットの最終日だ。3か月もある、などとは考えない。明日、事が起こってもいいように着々と準備を進める。

 まず、アメリカに戻った嶋に”脅迫メール”の転送依頼を一方的に送った。


”嶋さん、お元気ですか? 降格されてませんか? 次の添付ファイルをCEOに渡してください。


本文:

 強盗は失敗した。あなたのご両親は心痛の極みです。ところで、間もなく、あなたの生まれ故郷最大のイベントへの協賛依頼が行くと思います。必ずお越しください。”世界を救う”とおっしゃるくらいですから、あなたに不思議な力があるのは何となく分かります。ですが、あなたも感じているでしょう。こちら側にはもっと不思議な力がついているってことを。




 嶋からの返信メールが来た。


”CEOにはその日の内に添付メールを渡した。そちらの市長からは翌日電話が入ったようだ。だが、政治的なことなんかよりも、俺はあんたらの何やら神がかった得体の知れない力の方が恐ろしい。それと、なぜか降格はされてない”



 僕は嶋の仕事に満足した。続けて向井さんに電話した。


「向井さん、お見舞いのメール、ありがとうございました」

「おー、大志くん! 心配してたよ。全国ニュースで高校生が強盗を取り押さえたってすごかったからさ。志成ちゃんのケガは?」

「もう大丈夫です。今も台所で洗い物やってるぐらいですから」

「そりゃよかった」

「ところで向井さん。3月にイベントやりますよ」

「イベント?」

「コスプレサミットって、知ってます?」

「おー、知ってる知ってる。地方イベントでピカイチだって業界でも評判だよ」

「近田忠がCEOとしてうちの市長と会見します。脅して呼びつけました」

「マジか!?」

「はい。それで、Anti Bullyingも一口噛みませんか」

「おもしろそうだねえ・・・」

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