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タイシとシナリ  作者: @naka-motoo
第1章 1人目の敵
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第12話 戦地へ

 パートナーの父親が最初の敵であることも、ばあちゃんには分かっていたという。ただ、それを先に言うと、先入観が働いて、加ノ上さんを探し出すのが却って難しくなるだろうから、ということだったのだ。その配慮すら神仏のおはからいの内だという。

 一体どういう戦いになるのか。夕べからばあちゃんは幾度も仏壇の前に座り、神棚の前に立ち、を繰り返した。


「何度お聞きしても、”考えずともよい。安心して行け”、とおっしゃるんじゃ。だから、私から大志にはただ、”行っておいで”、としか言えんのじゃ」

「わかったよ。行ってくるよ」


 どんな戦いになるのかまるで見当もつかない。けれども、神仏がおっしゃるのだ。間違いのあろうはずがない。

 朝になり、約束の時間が近づいた。

 僕は顔を洗って口を漱ぎ、神棚・仏壇の前にぬかづいた。そして、いつもと全く同じどおりにした。


「行って参ります」

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