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奏でる。  作者: 玲夢
1/1

最後まで読んでいただけると幸いです。


霜月。快晴。


音喜多おときたかなで。中学生。

学校はいろいろあって1週間に一度行けばいい方だ。



ーそろそろ進路を決めなきゃ行けない時期。


「あと一年あるけど…あるんだけど…何かしなきゃ…何か。」


小さな小言ひとつひとつが鬱陶しい。


両親の期待、親孝行。


どの学校へ行くのか。


「何をするのか、したいのか。」


考えるだけで目眩がするくらいだ。


行きたい高校も、将来の夢も何もない。


幸い好きなことはあった。

音楽とギターを弾く事だ。


音楽はすごく好きだ。

聞いてると嫌なこと忘れるし、生きてる実感が湧く。


その中でもギターが特別好きだ。

柔らかくてあったかい私の中で1番優しい音。


ギターが弾けると言っても何か知識があるわけでもなく弾ける曲も数えられるくらいしかない。

奏法もよくわからないし。

弾くというより触るって感じだ。


「あーぁ、なんかもうやだぁ、

生きるのしんどいし、みんなうざいし。

友達となんて仲良くできないし。

そもそも友達って言っていいのかわかんないし笑」



こんなひとりごとを呟くとより虚しくなってくる。



家にいる日はただごろごろ何かを考えているだけだ。


推しのこと考えたり進路のこと考えたりだとか。

まぁ、「推し2:8進路」と言った感じでほぼ進路のことしか考えていないのである。


そこまで進路に悩む理由には心当たりがある。

小学生の私は自分で言うのもどうかと思うが、成績優秀だった。

いい点数を取るたび親が喜んでくれた。

その為に勉強を頑張った。


「でも今の私は?」

親に迷惑しかかけない。

生きてる価値なんてない。

親は「焦らないでいい」って言ってくれるけど本当にこれでいいの?



こう自問自答しては思考を破棄する。



このままがいけないのは私が1番知っている。


「なんとかしなきゃなぁ」


言葉だけは立派だ。結局行動に移すことはない。



そう思っていた。



師走。窓が結露している。


机に向かってみる。

体が拒絶し吐き気がしてくる。


やっぱりダメだ


勉強しようと思うだけでどうしようもなく消えたくなってしまう。


朝からイライラする。


どうして?勉強は好きなはずなのに。学校だって好きなはずでしょう?


「はぁ…」


ため息が漏れる。朝食に呼ぶ声がする。


 

朝食を済ませ、また自分の部屋に戻ってくる。やることなんてないのに。


あまりにやりたいことがないので、

スマホをいじってみる。

動画をどんどんスクロールしてみる。

つまらない。何が面白いのだろう。

そう思うような動画ばかりだ。



「〜♪」



手を止める。

心地のいい声がスマホから流れる。


「なにこの人。すごい…、」


気づけば夢中になっていた。

彼女の名前はOtoおと


彼女の動画は歌声ひとつで構成されていた。演奏もなくただ声だけで。


力強くも儚さがあり優しさもある声だった。


まるで暗闇に差し込む光みたいだ


私の中の何かが、救われたような気がした。



瞬間、決意した。


「私もこんな歌歌えるようになりたい。

人を救えるのような歌を。」




私の中で大きな夢ができた瞬間だった。

初心者なのですごく下手くそですが、

最後まで読んでくださりありがとうございますm(_ _)m

続編は気分次第で描きます(描かない場合あるかも)


後書きも読んでくださり本当にありがとうございました!


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