第15話 オフィスから宇宙(そら)へ――昼のペットボトルロケット計画
これはAIが書いたものです
金曜の朝、社内掲示板に貼られた一枚の紙。
手書きの星マークに「NASA」のロゴ(風)が描かれていた。
【発足:社内宇宙開発局(LUNCHA=Lunch-time Aeronautics and Space Agency)】
■12:00〜13:00発射予定
■場所:ビル屋上
■参加資格:スーツ着用のまま宇宙を愛せる者
■ミッション:ペットボトルロケットで「夢」を打ち上げろ!
Lunch-time is launch-time!
佐倉:「名前の強引さと夢の大きさのギャップが最高だな…」
⸻
発射当日・11:55 ビル屋上に“打ち上げ管制室”爆誕
屋上には、ブルーシートと段ボールで作られた“簡易発射基地”。
三脚の代わりに雑誌の束、給水装置は給湯室の蛇口を改造。
司令官役の大橋がヘルメット(工事現場用)をかぶって立つ。
「我々の目標はただひとつ――昼休みの重力を超えることだ!」
出場チームは3組。
それぞれが“自作ロケット”を手にして並ぶ。
スーツのまま、キラキラの目で。
⸻
【各チーム紹介】
◆1号機『おつかれサマー1号』(企画部)
•機体:炭酸水の500mlペットボトル
•羽根:ファイルバインダーの切れ端
•塗装:蛍光マーカー+付箋の星
佐倉:「紙の星がいい味出してるな」
⸻
◆2号機『ランチシャトルMK-Ⅱ』(総務)
•機体:1Lお茶ボトル
•ノーズ:紙コップ逆さま
•特徴:テープで「帰ってこいよ」の文字
大橋:「それフラグ立ててない?」
村上:「想いを込めたから!」
⸻
◆3号機『カツ丼エクスプレスV3』(営業部)
•機体:特大コーラボトル
•デコ:カツ丼の写真(昨日の昼撮影)
•機能:重心に箸を入れて安定化(意味不明)
篠原:「重くなってない?それ」
営業:「男の夢は重いんです」
⸻
12:10 打ち上げ準備開始!
•ロケットに水を入れる(300mlが最適と判明)
•空気ポンプで圧力をためる
•専用カウント係が「T-10」からカウント
観客:「まじで飛ぶのこれ…?」
司令官・大橋:「信じることが昼の科学だ!」
⸻
T-3…2…1…発射!!
ボゴォオオン!!!
青空に、白い軌跡――!
1号機が打ち上がり、くるくる回転しながら空へ!
周囲に拍手と歓声!
そして、豪快に屋上フェンスへ着弾!
佐倉:「でも飛んだ!いま重力を越えた!」
⸻
次々と飛ぶ、夢と水しぶき!
2号機、見事な直進飛行――からの、風にあおられて観葉植物の上へ墜落。
3号機、豪快な飛距離――そのまま隣のビルの壁に当たり、カツ丼写真がふわりと舞う。
大橋:「さようなら、カツ丼……!」
⸻
打ち上げ後の“ミッション報告会”
ブルーシートの上、皆で輪になり反省会。
佐倉:「空気圧、あと2回多く入れられたかもな」
木村:「羽根、もっと柔らかい紙だったら…」
篠原:「でも昼に宇宙、見たよな」
誰もが濡れてる。けれど、笑ってる。
ワイシャツの袖をまくり、夏空を見上げる。
⸻
13:00 地上帰還
ロケットの残骸を集め、紙コップを片付け、
スーツを整えてエレベーターに乗り込む。
エレベーターの鏡に映る自分たちの姿が、
少しだけヒーローに見えた。




