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タイトル仮定「英傑が通る道」  作者: 高槻 ユイ
一章 「新しい風」
4/4

道の先


 俺はその日から、木製のだいすいを素振りする事を鍛錬に加えた。やっぱりだいすいは重い。てか、重すぎるわ。だいすいは力任せに振ると体幹を崩してすぐに転んでしまう。握力もそうだが正しい握り方と正しい体の動き方をしないとすぐに、バランスを崩して転んでしまう。転ぶのはみっともないので俺はまず、だいすいを縦に重心を移動しながら、勢いよく振り抜く事から始めた。てか木製だがだいすいなのでやはり重いな。これが、なかなか難しいんだよなー。30回振り下ろしてまともに出来るのは、一回か二回くらいなんだよ。だが夢の為には諦める訳には行かない!根気強くやり続けるしかないだろう。


(重すぎるだろ。こいつ!)


他の体力と動体視力、反射の鍛錬も継続しながら半年間、振る、振る、振る、手に豆が出来それを潰れるまで鍛錬を継続すると30回中11回くらいはまともに素振りをする事ができるようになった。次はだいすいを横に素振りする事に挑戦した。横の素振りに必要なのは握力、重心の移動に加えて、腰の使い方だ。腰を上手く使えないとだいすいを上手く振り抜く事は出来ない。


(あー!腰が痛えな。時たまに休憩を入れてやるしかなさそうだ)

横の素振りは相変わらず難しいな。

(てか、相変わらずだいすいは重いな、、まだまだ道は遠いな。道にすら入ってないのが現状か、だが鍛錬を続けるしかねぇ。)

それから四ヶ月後に俺はようやく、横の素振りでも11回くらいは素振れるようになった。おかげで手のひらは豆が潰れた跡まみれだわ。ここまで来たら後は徹底的にやるしかない。今の俺の毎日は、木刀を持ちながら2時間走る。雨だろうが雪が降ろうが。その後はナイフや石を振り上げて、それを必死で避ける事。これは下手したら死ぬので、集中力を切らさずにやった。何回か腕にナイフを掠めて、切り傷も出来たがな。その後は丸田を避けてから、だいすいを素振りする。そんな生活を俺は送っていた。



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