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*二日目 2009年 4月15日* 前編

「早く起きなさい! 早く起きなさい!」

 ・・・・・

「だ~か~ら! 起きてって!」

「ん? んぁー」

 仁は目を覚ました。その先には、昨日の朝に会った少女が正座で座っていた。

 仁は不思議に思い、少女に聞く

「なんでお前がここにいるんだ? というか何気に俺の家に入ってるけど、名前は?」

「え・・あ・・その・・」

 少女は困ったような感じで答えた。

「私は、陸皆千佳っていいます。私二重人格で、昨日仁さんがあった私はもう一人の私です」

「あぁ・・・・」

 千佳の自己紹介は続く

「えっと、それで・・・ 私も能力者なんです。"時間を再生させる能力"の持ち主なんです。」

 千佳のまさかの自己紹介に言葉を失う仁。

 だけど信じきれない仁は千佳にこう問う。

「そ、それじゃぁ手紙きた? 能力がどうのこうの、武器をどうのこう言うやつ」

 千佳はポケットの中から紙を出し始めた。

「これ・・ですか? あと拳銃も入ってました!」

「け、拳銃?僕は日本刀なんだけど。」

「多分、人それぞれ武器が違うんでしょうね。」

 仁は自分の日本刀を見ながら、トイレに向かった。







「あ、あの千佳さん?」

「なんですか? 仁さん」

「なんですか? じゃなくて、ここどこですか?」

 そうすると千佳は地図を取り出し、

「ここです、東京。東京ですよ。」

「と・・・東京!?なんでトイレに行って、戻ってきたら東京にいるんだよ。」

 千佳は拳銃を見ながら答えた

「この拳銃で仁さんを間違って撃ったら、時間が高速再生されたみたいで・・・・」

「それで場所ごと移動したって言うのか?」

 千佳はうなずく。

「この武器たちにはそれぞれの能力にあった効果があるみたいですね」

「そ、そうみたいだな」

 仁は東京の街をみて喋りはじめる

「そういえば、東京は時間が止まってない・・・」

「仁さんの能力で時間が止まるのは、仁さんの住んでいた町だけみたいです」

「そうなのか・・・ まぁそれでよかったが」

 千佳はガッカリしたような感じで

「良いんですか? 仁さんの作り出した"Time Stop World"をあそこだけにしておいていいのですか?」

「タイムストップ?」

「タイムストップワールドです。時間の止まった世界。今私が考えました」

 仁は日本刀を鞘から出し、一振り、一言

「タイムストップ!」

 キ―――――――

「あ・・・・・」

「あ・・・・・」

 時間が止まってしまったのだ、東京都の。


 ほんの数秒前まで動いていた雲まで止まっている。

「こ、これが仁さんの能力なんですね?」

「み、みたいだな」

 二人は呆然としながらその場に座り込んだ。

その時!


"時間喪失"


 と、低い声が聞こえた。

 その声が聞こえた瞬間、仁の目の前にあったゴミ箱が一瞬にして消え去った。


「お前らか? 時間止めたの?」

 その声の主は、仁がタイムストップしたはずの父親だったのだ!



展開が急すぎてすいません。

話がわかりずらいですかね?

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