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かなたの実話

ウォーキング

作者: ヒカリノカナタ

◎ウォーキング


 これはある日、僕の後ろを歩いていたお婆さんたちから聞こえてきた会話です。



A「この前池袋まで買い物に行こうと思ってね。ウォーキングがてら駅まで歩くことにしたのよ」

B「うん」

A「でも、わりと歩いてから(あ、マスク忘れた)って思って引き返したの」

B「あるある」

オレ(うん、あるある)

A「で、マスク取ってきてまた歩いてたらさっき帰った時ケータイ置いてきちゃったことに気付いてね」

B「…」

オレ(アホだなー)

A「また戻ってケータイ取ってきたの。そしたら往復してるうちに身体があつくなっちゃってたから上着置いてきちゃって」

B「…」

オレ(んなコトあんの)

A「上着ないままだと寒いし、また戻って。もう充分運動したから池袋には行かないことにしたの」



オレ、さすがに吹き出したわ。


後ろの婆さんBも大声でウケてた。

ちなみに婆さんAは大真面目な顔で話してました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 本当に面白い話って真面目なところから生まれるんですね! ウケるー!!
[良い点]  微笑ましい会話ですね。(’-’*)♪  今だったらマスクはとりに戻らないかもしれないから、無事(?)に池袋までウォーキングできたかもしれないですね。  歩くことで運動になってよかったで…
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