勝負師は底にいる
某日、若きリーダー源は勝負の一日となる。
なぜなら、店長の若林との戦いに勝つ為である。負ければ、若林の思うがままに従うことを条件である。また、従業員も少数のため、大宮、樋口らの限られたメンバーで営まないといけない。
いざ、開店
緊張の一瞬。しばらくして満席になる。源も協力し、仕事をこなす、バタバタになりながら。そんな中、一組来られると大宮は気付き挨拶する。しかし、今は手が離せない状況。どうする。すると、そこに樋口さんが飄々と現れ、案内する。ファインプレーだ。
再び、ピンチが訪れる
席が空いた所にまたお客様が来られるも、片づけが終わっていない。すると、樋口さんが颯爽と現れ、素早い対応に、大宮は脱帽である。源も手が空き、案内する。ファインプレーだ。
そんなある日、源が普段のプレッシャーに耐えられず、気を落としていた。樋口が駆け寄り、内に秘めた言葉を伝える。
「プロになる程、角に投げようとする。怖い気持ちが強いから。でも本当はど真ん中に投げ込むような人間でいたい。そうすれば自然と守ってくれるさ、片桐がその一人だ」
「流石です。樋口さん、ファインプレーだ。」偶然にも居た大宮は、その場を後にした。