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4話 巨

巨を投稿致します。ウィーンガシャーン!

馬鹿だな俺。

僕は異世界でも傑だったーー

これには驚いた…が、まぁそういう事もあるだろう位にしか考えなかった。それよりも驚く事があったからだ。


この世界では、普通の赤ちゃんだと、3週間程で目が見えるようになるらしい。これは地球の赤ちゃんに比べたら、結構早い方だろう。だが、別にこの早さに驚いた訳では無い。そして、僕はどれ位で目が見えるようになったかというと…1週間だ。早い…早すぎだろう…しかし!これに驚いたという訳でもないのだ。

僕が何に驚いたのか…それは目が見えるようになった時のこと…ボヤけていた焦点が合うようになると同時に、ある者が僕の瞳に映った。それはーー


(きょ…巨人!?)


そう、巨人だ。紛れもない巨人だ。天井に届きそうな程の身長、筋骨隆々の体つき、目には叡智が宿っているように感じるので、暴力のみの存在でも無さそうだが、その確証はない。え?何?僕が小さくなったからじゃないかって?…ふ…ふふふ…ふはははは!そんな訳ないだろう!こんなデカい人間がいてたまるか!!僕は…巨人に喰われるのか…そんな事を思っていると、目の前の巨人が喋りだした。


「あっ傑君、起きたの?ごめんねうるさくて起こしちゃったかな?」


お、おうふ…めっちゃ流暢に喋るじゃねぇか…ボクノシッテルキョジントチガウヨ…おっと、あまりの驚きにカタコトになっちまったぜ…( -ω- `)フッ

しかし巨人って知性あるんだな、なんか勝手に進○の巨人みたいに知性は無いものかと…奇行種か!まぁ、冗談はこの辺にして、さて言葉を流暢に喋れる位の知性があるなら食われたりはしないのかな?…ってかよく見ると世話係みたいな事してるけど、巨人の世話係って…というかさっきの声…めっちゃ綺麗な女性の声だったよな!こいつ女か!筋骨隆々だけど女か!まぁ…よく見ると胸が出てないことも無い…いや凄いでかい…でかいなぁ…なんて思いながら僕は巨人の胸を舐めるように見ているのに気づいた。はっ!?僕は変態か!巨人とはいえ女性の胸をじっくりとなんて!はしたない!……巨人女さん、ごめんなさい。心の中で巨人に謝っておいた。


誤字・脱字等あれば、教えていただけると助かります


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