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閑話 無重力を作ろう

 神木:「みんな、お疲れ」

 悠人:「神木先生、それよく言うけど、僕たち疲れないよ」


 神木:「お約束みたいなものだから気にするな」

 悠人:「僕たち体育館に行っていいかな?」


 神木:「何をするんだ?」

 悠人:「ちょっと運動だよ」


 神木:「わかった」

 悠人:「みんな、行こうぜ!」


 子供達は体育館に向かった。


 伊織:「悠人、体育館を無重力にするってどうやるの?」

 悠人:「体育館の中の重力をなくせばいいだろ?」


 理人:「体育館の内側は真四角じゃないから、難しくないか? 体育館に無重力の部屋を作った方が簡単だろ?」

 悠人:「そっか、そうだな。理人、作ってくれないか?」


 理人:「わかった」


 理人は5M四方の箱を作り、扉をつけた。


 理人:「この中だけ重力をなくした」

 悠人:「よし、入るぞ」


 悠人と颯人が入って行った。


 伊織:「小織、理人は行かないの?」

 理人:「様子見かな」


 悠人:「助けてくれ! 痛!」

 颯人:「ぶつかるなよ。蹴るなよ痛いのはこっちだ」


 悠人:「当たったのは頭だ!」


 小織:「なんかトラブルっぽいよ」

 理人:「扉を閉めたからな」


 悠人:「あかりを付けてくれ」

 理人:「でも、宇宙には明かりがないぞ」


 悠人:「宇宙には星明かりがあるんだろ? 真っ暗じゃない!」

 理人:「じゃ、宇宙のように、壁を黒くして星明かりをつけよう」


 悠人:「お、颯人が見えた!」

 颯人:「ここ、すげー怖い… 出してくれ」


 伊織:「出てくればいいじゃない」

 颯人:「扉の位置がわからないし、うまく動けない、痛! あ、壁? あ、壁から離れる!」

 悠人:「うん、まともに動けない。無理だ。助けてくれ!」


 伊織が、扉を開けたら、そこには宇宙が広がっていた。そこに悠人と颯人が浮遊していた。


 伊織:「理人は宇宙を作ったの?」

 理人:「箱の中を無重力にして、壁を黒くして星明かりをつけただけだよ」


 伊織:「でも、見てよこれ、床がないみたいよ。でもつま先には床の感触があるわ。変な感じ」

 小織:「本当にすごい! 宇宙ね」

 理人:「部屋の外にワープすればいいのに…」


 悠人:「上下がよくわからないから、無理!」

 理人は颯人と悠人と外に転送した。


 颯人:「助かった… 上下がわからないのに、ワープなんて無理だったんだよ」

 理人:「上下なんて関係ないじゃん、ワープ先を指定するんだから…」


 颯人:「そうか、冷静に考えればそうだけど、中じゃそういかないんだよ!」

 理人:「パニックというやつか?」


 伊織:「理人、冷静に分析しすぎよ。でも重力を戻せばよかっただけじゃない?」

 小織:「伊織、最悪、5Mの高さから落ちるよ」


 伊織:「そうね…。私が入らなくてよかったわ。私なら落ちてる…」

 颯人:「壁を光らせればよかったな、壁を白にして光らせるぞ」


 伊織:「これは、怖いわ。無限に広がっている空間に見えるわ」

 理人:「壁に見えないからか? 壁に少し凹凸をつけるか」


 伊織:「あ、壁がわかるわ。さっきは無限に広がっているように見えたのに、不思議ね」

 悠人:「これだ!」


 悠人に続き颯人も箱に入り、壁を蹴って飛び回っているがたまにぶつかって怒鳴りあっている。


 伊織:「みんなで入るには少し小さいわね」

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