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雨は降る  作者: 坂本瞳子
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土砂降りの駅前(七)

「なんだ、島ちゃんかい。」

それは、高校の同窓生だった。一〇年ぶりに東京に出てきたと言うので、なんとなく電話してみたというのだ。

「え?いまから?」

真弓さんは手のひらを上に向けてどうぞといったジェスチャーをしてくれる。

「いやぁ、今日はちょっと…。明日は?」

真弓さんがせっかく用意してくれた晩ご飯を四年ぶりにウチに帰ってくる息子と食べたいという気持ちの方がずっと強かった。折よく島ちゃんとは明日会えることになった。真弓さんは随分気にしたみたいだが、私は確実にこうしたかったのだと思っている。

また、話すことがなくなると窓の向こうの強い雨音が大きく聞こえる。

「さ、もう晩いから、先に食べ始めましょう。」

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