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雨は降る  作者: 坂本瞳子
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雨降りの映画館 (一〇)

あれ、小学生の頃のオレが見える。あの古びれたランドセル。カバーんとこに傷があるってことは、もう五年生か。なんか、あれ、なんか足りないけど、うん、あれはオレだ。

「ちょっと、」

ん?誰かが話しかけてきた。後ろを見ると見慣れない…かわいい顔してるな、うん。でも、誰だ?コイツ。

「これ、キミのでしょう?」

「あ、ああ。」

それは田舎のばあちゃんがくれたお守りだった。そっか、ランドセル見たときに足りないと思ったのはこれだ。ちょっと珍しい、星の刺繍が入ってるんだよな。こんなのつけんのかっこ悪いからヤだって言ったんだけど、ばあちゃんが守ってくれるからランドセルにつけとけって、毎年くれるんだよな。あれ、でもコイツ、なんでオレのって分かったんだ?

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