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雨は降る  作者: 坂本瞳子
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喫茶店にも雨は降る(六)

不意に、また喫茶店の扉が開いた。三人の人が出てきて、会計をしているもう一人を待っているみたいだった。こぼれて聞こえてくる会話。雨が止むのを待つのをあきらめて、そろそろ帰ろうってことになったみたい。もう一人が出てくると、三方向に別れて行った。

茶店の中を覗き見ると、四人がけのテーブルがひとつ空いてた。また誰かが入っていった。別のひとがあっちのテーブルの席を立ち、こっちのテーブルの席を立つ人もあった。それぞれの人が去って行くのをなんとなく眺めていた。

「あの、どうぞ。良かったら。」

お店の人が声をかけてくれた。同い年くらいの女性。しばらく顔を眺めてしまった。上品そうなキレイな人。断る理由が見当たらず、言葉も出てこず、返事もせずに店内に入ってしまった。

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