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雨は降る  作者: 坂本瞳子
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喫茶店にも雨は降る(四)

こんなタイミングで店から出てくる人がある。しかも二人組。男性と女性。腕組んじゃって、相合い傘。

「相合い傘」なんていまどき言わないか。なにかにつけて年齢を感じる。

いままで一人で生きてきたのは、決してそうしたかったからじゃなくて、たまたまこうなってしまっただけ。私だって好きこのんで四〇過ぎて独り身でいるわけじゃない。男性を求めてこなかったのはそうだけれど、独りでいたいと思ってきた訳じゃない。とはいえ、「自分ひとりの時間は大事」だし、「自分以外の誰かと一緒に生活はできない」とも思う。日々の生活は決してつまらなくはない。旅先でひとりで晩ご飯を食べなければならないほどの侘しさも感じない。

でもね、こんな風に一人ぼっち、雨に降られて、屋外で軒先で雨宿りなんてしてると、手持ち無沙汰で考えなくていいことをいろいろ想いを廻らしてしまう。

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