表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雨は降る  作者: 坂本瞳子
22/125

雨降りの映画館 (四)

映画ん中で喧嘩始まってらぁ。あの、主役、なんかいろんなヤツらから踏んだり蹴ったり喰らってるよ。さっきのオレに近いものがあるかなぁ…。

と、ここで、入り口がバタン!と大きな音で開かれた。オレは、咄嗟に背中を丸め、雪崩れるように三つくらいのシートに横ばいになる。

男が一人入ってくる。最後列の後ろの通路を伝ってる。角まで行って、おねーさんを見つけ、執拗におねーさんを見てる。このおねーさん、顔を見られたくないのか執拗に避けてる。

「やめてください。」

小さい声が聞こえてくる。男は無理におねーさんの顔を見ようとしてるみたいだ。こんなとき、もちろんスタッフは入ってこない。

「やめてください。」

さっきよりは大きめの声でもう一度聞こえた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ