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雨は降る  作者: 坂本瞳子
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店の中、雨は降らない (二)

両脇空いてる席に座る。とりあえず五〇〇円分。あと数個で玉が切れそうなところにきた。じゃんじゃんきた。これでしばらく遊べそう。せめてマサが来るまで。それが、切れそうになるとまた当たり、切れそうになるとまた当たりで、一時間くらいは過ぎたかと思ったら、もうちょっと時間は過ぎてたみたい。ま、この調子なら何時間でもいられそう。


女が入ってきた。いかにも場違い。長い髪が雨に濡れてる。あれ?いま、雨降ってんのか?ここの席からじゃ見えん。オレの左側に座った。カバンの中ゴソゴソやって、奥の方から財布をやっと見つけて出したみたい。本とか化粧ポーチとか床に落とした。おいおい落ち着けよ。で、落とし物をガサツに拾ってカバン中に戻して、財布っから千円札だした。なんか手付きがうろうろしてる、あっち見たりこっち見たりして、こっち向いたときに目があった。しかたないから教えてやった。

「ココ!入れて、千円!」


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