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雨は降る  作者: 坂本瞳子
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夜遅くの雨 (一)

其の一


深夜二三時過ぎ、最寄り駅の改札をやっとくぐった。今夜も残業だった。口をきくきもしないほどの疲労感が両肩にのしかかっている。とりあえずウチへ向かう。雨が降り出す。うん。ちょうど、傘をさしたいくらいの雨の量。もちろん傘はない。家までは一〇分はかからない。コンビニに寄る気がしない。またビニール傘を買う気はしない。家にもう三本はある。四本だったか。そんなことを考えているうちにコンビニを通り過ぎる。雨の量が増える。後悔をする。さっきのコンビニで買えば良かった。


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