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僕が女神様?5

投稿いたしました。

ちょっと見てください。

リョウは置き手紙の内容に、恥ずかしくなった。

別に記憶があるわけでも無いし、これを書いたのが自分だという認識はないのだが、それでも転生する前の自分だと思うと恥ずかしく思えてしまったのだ。


(これが僕?・・・・昔はこんなチャラチャラした感じだったのかな?)


手紙を見て、眉間に皺を寄せウーウー唸っているリョウにレティアが話して来る。


「リョウ様、別に気にされなくても大丈夫ですよ? チャラいリョウ様も素敵ですから。」


当たり前の様に言い切るレティアに無意識に一歩後ずさるリョウだった。


「それでレティアさん、現状の事は大体判ったんだけど、僕はこれからどうなるの? それとお姉ちゃんの事もあるし、教えて欲しいんだけど。」


現状の事をおおよそ把握したリョウとしては、今後の事が物凄く気になり始めた。

小説とかだと、女神という存在はあくまで物語の始まりや、主人公が岐路に立たされている時の水先案内人とかのイメージがあって、重要ではあっても決して中心人物とはならないとリョウの思っていた。


(しかも駄目女神なんてのもいるし、僕ってどっちかと言うとそっちの方なのかな? 記憶も無いし、強そうでも無いし。逆に天界の取り纏めが忙しくて、鬼畜のように働かされるなんて事もあるかも? そうなったらお姉ちゃんを探す何て出来そうも無くなるぞ。)


そんな思いがリョウの顔をどんよりとさせていた。


「リョウ様、どんな風に思っておられるかはしりませんが、当分は記憶を取り戻す事も含めて、このウィーザ離宮でご療養していただきます。」

「それってどれくらい?」

「はい。10年ばかりかと。」

「はあああああ~? じゅう~ねん~!!?」

「はい、それでも短いとは思いますが、なにぶん鬼族の復活も懸念されますので、それくらいが限度かと。本当であれば50年位はじっくりと療養していただきたかったのですが、申し訳ありまえん。」


深々と頭を下げるレティアの態度を見て、冗談を言っている訳では無いようだと思うリョウだったが、そんなに此処でじっとしているなんて出来ない相談だった。


「レティアさん、もしかして1年って何日あるんですか?」

「はい、370日です。8年に一度、閏月が一度ある時は371日です。」

「一日は何時間ですか?」

「24時間ですね。」


(あまり地球と大差無いか。それならなおさらこんな所に10年も居らない!)


「レティアさん、僕としてはお姉ちゃんを自分で探しに行きたいんだ。僕はレティアさんに優しくして貰えているから良いけど、お姉ちゃんもそうだとは限らないじゃない? もしお姉ちゃんが酷い目に会っているなら直ぐに助け出したいんだ! 駄目かな?」


無意識なんだろうが、レティア曰く天界の至宝とまで言っている、リョウの上目使いのお願いの、破壊力抜群ポーズでお願いするなんて卑怯そのもののようだ。

実際そのターゲットであるレティアは、もう体中の間接に力が入らずフニャフニャ状態のデレデレ状態。

しかし、そこは六大天使の一角を担う強者。自分の頬を思いっ切り殴ったり、自分の太股を肉がちぎれんばかりに抓り、正気を取り戻そうと必死にもがいているのが判った。


「そ、そんな、か、可愛いさ大爆発なこ、こ、攻撃されても、かかかか、簡単に、く、首、首を縦に振り、ませんきゃらにゃ!」


最後は動揺しまくりで言葉になってなかった。


「で、でも、考えてみて? 僕がお姉ちゃんの事で悩んで悩み過ぎて、身体の調子が悪くなったりしたら嫌でしょ?」

「そ!それはいけません! リョウ様が病に倒れられるなんて、この六大天使筆頭! 神王リョウ・ゼウレシウリス様の守護騎士の、レティア・クラウディアの名に掛けて絶対に阻止しなければなりません!」

「それじゃあ、探しに行くの許してくれるね?」

「仕方ありません。」

「やったあーーー!」


レティアの許可が出た事で、リョウは飛び跳ねて喜んでいた。


バターーンン!!! 


突然、固定してある金具も一緒に飛んで行く勢いで跳ね開けられた扉。

あまりにも鋭く開いたせいか、その風圧で飛び跳ねていたリョウが羽の様にフワーーーっとベットの向こうへと飛び転がっていった。


「ちょっと待つ!!! レティア! あんた何ほだされてる!? 神王陛下、神聖にして超耐性保持者! 毒や呪い病魔や汚れ、一切無関係!」


突然現れて、捲し立てるのはレティアに良く似た服装の薄く青みがかった髪を持つ美少女だった。

ありがとうございました。

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