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200文字童話

化け物(200文字童話)

作者: 敬愛

「ちょっと何あれ?化け物だ」

「おかしいわ」

「うわ何あの姿」

「気持ち悪い 吐きそう」

「二度と来るな」

「この疫病神」

「何の為に生きてるのかしら」

「報いを受けろ」

「息子が死んだのはお前のせいだ」

「消えてよ」

「おーい誰か石持って来い」

「山に帰れ」

「このとうへんぼく」

「ゴミの日に出しちゃえば?」

「これだけ笑われても大丈夫なのよね」

「意味分かんないウケる」

「消えろ化け物」


全て一人の人間に投げつけられた言葉だった

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