表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スカイ・ロア  作者: えむ
二、砂二埋モレタ国
9/25

05

「使ってもいいけど、怪我するんじゃないよ」

「ありがとう!」

 どこかに出かけていたらしい。それについてとやかく言及する綾乃ではないが、しかし、心配事もあるにはある。

「あれも十二にもなれば一端の男さ。でも、あいつにも、ちゃんと言わなきゃならないよ? 蒼衣」

「…………ああ、分かっているよ」

 怪我は、ほぼ治っている。

 だが、何かが痛い。どこかが重い。右目ではないどこかが。

 四年前には、感じたこともない感覚。けれど、どこか懐かしい感覚。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ