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猫の歩いた日

作者: リン

今日は猫の日かもしれず

そうでないかもしれず

いつもかもしれず

猫に聞いても答えないかもしれず

犬に問いただしても知らないかもしれず

ずっと今日が何の日かわからないかもしれず

なんだかんだいって

かんだなんだとのたまって

なんのかんのと言い訳して

猫は後ろ足で顔を掻く

それくらいの日だったりする

それくらいの日がよかったりする

そんな日も夜も更けて

猫は塀の上を尻尾を立てて

歩いたりする

今日は猫の歩いた日だ

それもどうだかなという日だったりする

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― 新着の感想 ―
詩の末尾が揃っていて、独特な調子のある面白い詩だと思いました。そしてどういうわけか、ひょっとしたら猫はいつもこんな感じのことを、考えたり感じたりしているのではないかと、読んでいてふと思いました。今日猫…
2025/02/23 17:24 退会済み
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