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貴族様と言われたい  作者: チョウリョウ
第1章 サリバ国編
8/20

初陣

パベル王国軍10万vsサリバ共和国軍5万


【サリバ共和国】

パベル王国から北にあり民衆が反乱してできた国である。

熱い国で砂漠などもある。


≪パベル王都軍議室≫

パベル王国はサリバ共和国を国として認めていない、サリバ共和国への攻撃の名目は反乱の鎮圧である。

パベル王国はこれ以上反乱を見過ごせば威信にかかわるとして大規模な軍事作戦、反乱の鎮圧計画を立てた。


反乱鎮圧のために集められた、貴族や将軍級の軍人が軍議室に入り作戦を聞く


参謀が今回の作戦案を地図に示しながら


(パベル参謀)「左から第二都市に攻め込むパベル軍ベルガー家2万が進撃」vs後日にわかるがサリバ共和国1万になる


(パベル参謀)「中央から、敵の首都に攻め込むパベル軍王都軍6万が進撃」vs後日にわかる敵の首都に守る共和国が3万


(パベル参謀)「右からは、重要炭鉱の制圧をシュテルツヘイマー卿率いる連合軍2万が進撃」vs後に共和国1万


合計10万の大軍である、パベル家は全軍で20万、守る兵がいなくなるので、10万は攻撃では最大級である。


王弟が総大将として王都軍を率いる軍議でそう決まった


(王弟)「あのような野蛮人、正義の鉄槌を下してくれよう」

(みな)「おお」 

 


【パベル参謀】

統率 33 武力22 知力 84 政治 72 魅力 67



こうしてサリバ国の反乱鎮圧の目的の遠征が決まる。



≪パベル王都≫

数日後、パベル王都出陣式が盛大に行われた。


ベルガー軍2万

(貴族)「父上、先陣はこのヒンターに賜るようお願い申し上げます」

ヒンターもこの遠征に入れてもらったのだ、初陣である


(父)「よし6000の兵を与えよう、第二都市のヒヘルの周辺の都市を平定してまいれ」

父は親バカであるためヒンターの初陣に華々しい戦功を上げさせて挙げさせたいので、比較的安全である第2都市の周辺の都市の平定を任せた、本番はヒヘルと思っていたのだこの時は


(貴族)「は」


(父)「副官にロレンソを連れて行け」

(よしよしかわいいな、でも危険だから、名将の時渡が副官ね)


(時渡)(子守とはな)

ロレンソが舌打ちをする


(父)「全軍出陣」


王都の民が声援を送る中、ベルガー家の出陣である


【ロレンソ時渡将軍】

普段はひょうひょうとしてボーとしているように見えるため、軍を動かすときはあまりの速さに、時間を動かして時を渡っているようだ。

統率 86 武力67 知力 76 政治 56 魅力 71



≪パベル領とサリバ領の国境付近≫

 


ゴッシュ(斥候)が斥候から帰って、ヒンターの前に来る


(貴族)「ゴッシュ(斥候)、敵の様子はどうであった?」


ゴッシュ(斥候))「サリバ軍は各周辺の町で住民に徴収兵を集めております、わが軍の疲弊させていく作戦のようであります」


(貴族)「ヒヘルにつくまでに血を流させ、弱らせてから1万の軍で攻撃か、なめられたものよ」

机をたたき


(貴族)「平民などの野合にわが軍の強さを見せつけてやる、行くぞ」


ゴッシュ(斥候))「は」


それを見てロレンソ

(時渡)(ああいう若いのは、弱い軍に勝って調子に乗らないといいな)

頭を掻きながら付いていく。



≪ヒンタ周辺都市近郊≫


籠城戦で街を荒らされたくないのか野戦に兵を出してくる。


それを斥候していた、ゴッシュ(斥候)が報告に来る。


ゴッシュ(斥候))「兵2500がこちらに向かっております」


(貴族)「よし返り討ちにしてやる、近くに丘があるなその上に陣を構えよ」


ヒンターの戦い方はパベル士官学校の主席と言われるだけあり、王道の鶴翼の陣の迎撃陣を引いて戦った。


敵軍が歩兵部隊の真ん中に突撃してくる

歩兵の突撃を盾隊で防ぐ


(貴族)「盾兵わざと押し込まれよ」

チャイス(ディフェンダー))「少しずつ下がれ」

敵が押し込んでるいるように下がっていく


敵がそれを見て真ん中に突っ込んでいく


(貴族)「槍隊両翼、囲い込め」

ゴッシュ(斥候))「槍隊敵を囲め」

槍隊が左右から敵を囲んでいく


囲いそうになって敵が気付いて左右に構える


(貴族)「槍隊止まれ、今だ弓隊、矢を放て」

スベッチ())「矢を放て」

囲まれた敵に矢が降り注ぎ慌てる


(貴族)「馬隊後ろを塞いでやれ」

マリイカ(アタッカー))「は」

騎馬隊が後ろに走り出す


それを見た敵が後ろを囲まれてはまずいと矢が降る中

(敵指揮官)「退却、退却せよ」

敵が後ろに逃げだす


(貴族)「追撃せよ!」

ヒンターはわざと後ろを開け逃げ道を作っておいた、徴収兵が死兵になって暴れられて、こちらに被害を出す必要もない、追撃である程度の被害を出せばよいと考えた。

見事の完勝劇であった。



(時渡)(さすが指揮持ちと行った所か、派手に突撃でもするかと思ったが、きちんと相手を誘い込んで鶴翼の陣で迎撃し王道的に戦った、子飼いの指揮官たちもヒンターの命令に的確に動いていた、以外と戦いなれてるな)


兵を出した街はすぐに降伏した。


ゴッシュ(斥候))「略奪しますか」


(貴族)「いや我々はヒヘルまで速攻で街を落としてやろう、まあ余裕があったらヒヘルなど俺が落としてくれる、前進」

上機嫌で言う、そして軍を進めていく。


(時渡)(あやういな)

初陣で調子に乗ったものの、失敗をたくさん見てきたのだ。

深く入りすぎて死んだ者。

負けているのに、引き際を間違え、味方をたくさん殺した馬鹿貴族を。


それからも快進撃は続き、街を落としていく。



≪ヒンターから少し離れた宿営地≫


(貴族)「弱いな平民なぞこんなものだ」

ヒンターが愉快そうに言う。


(時渡)「ヒンター様、本隊との距離ができています」

ロレンソが忠告する。


(貴族)(うーん)「ゴッシュ(斥候)、周辺に敵の軍がいないか調べよ」

奇襲に備えておいてもいいだろうと。




 


4コマ漫画

【初陣】

「初めて戦った」「何と」

「俺は彼女と」「エロいよ」

「俺は心の悪魔と天使が」「やばいよ」

「悪魔が勝ったよ」ニコ「やばいよやばいよ」

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