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貴族様と言われたい  作者: チョウリョウ
第3章  スワイケルド公国編
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後書きに4コマ漫画、光雷卿キャラが違う。&おまけ非恋、プレゼント


# ヒヘルへ帰還


ヒヘル城内広間


「 よくぞヒヘルを守ってくれた」


光雷卿が険しい顔を崩さず扉を開いた。


ファリスが、やってきて


「マリイカが凄かったですのよ」戦争の興奮状態のままマリイカの活躍を嬉しそうに言う


そこには疲れ果てたが清々しい表情のマリイカが立っていた。


「光雷卿の臣として当然のことをしたまでです」


マリイカが凛々しく答える。


「いや、君の働きは並大抵のことではない」光雷卿は感謝に胸を熱くした。「君がいなければヒヘルは陥落していた、か‥」


その時、荒い呼吸音して勢いよくはいてくるものが。


「マリイカ大丈夫か,世界の果てからでも馳せ参る!光雷卿の剣ダリオ・ヴェルデが敵を・・!!」


息を切らしてやってくるダリオがようやくヒヘルに到着した。

マリイカの顔が曇った。


「あなた何時間遅れているの、そのきめ台詞いる!!」


彼女の怒声にダリオが後ずさる。


「でも……でも……妻と子供を救おうと必死に走ってきたのに……」

「馬を飛ばしすぎてだめになったからでしょ」マリイカが腕を組む。「あの馬の気合が足りなくて!」

ダリオの顔が青ざめる。


ファリスが優しく微笑みながら近づいた。


「マリイカありがとう……あなたのおかげで皆救われたは」マリイカの手を取りファリスが満面の笑みでマリイカの手を取り手を振り続ける。「ありがとう。マリイカ大好き」


光雷卿が嫉妬の目で見ている、「ググ、俺にも見せたことのない笑顔、マリイカ、ファリスを一番好きなのは私だ負けないぞ」謎のライバル宣言をする愛妻家の光雷卿


すると彼らの息子ハインツが父親の袖を引っ張った。


「父上、僕は父上が好きですよ」彼は天使のような笑顔を見せた。

「ほ……本当か!」光雷卿は思わず膝をついて息子を抱きしめた。「お前はなんていい子なんだ!」

息子が目を丸くする。

「ちょ……ちょっと父上、恥ずかしいですよ……」

光雷卿が子供の頭をくしゃくしゃと撫でる。「父上は嬉しいよ!」

子煩悩な光雷卿が嬉しがる。


「光雷卿はいつもファリス様やお子供様たちに優しいなぁ……」

「その優しさが俺たちにもほしい」


その夜ヒヘルではささやかな宴が開かれ疲弊した守備隊を慰労した。そして誰よりも英雄的に振る舞っていたマリイカにも最大の賛辞が贈られたのであった。





おまけ非恋、プレゼント

## 愛するものの遺志

# 白鳥での静寂



反乱軍から解放され、パベル軍が支配する王都白鳥に、落ち葉が静かに舞い落ちる早朝、フロルツは一人にセシリア・キャンベル刺された現場向かった。花を手向けに来たのだ。


彼の銀の指輪が朝日を受けて輝いた。裏側の刻印≪セシリア・キャンベル(フロルツ)、永遠の伴侶へ≫


「セシリア、君を忘れられない」


彼は懐から取り出したセシリアの写真を見つめた。最後に交わした言葉が、今も


「君の夢は必ず実現させる」


泣いているマーシャル。そこへ、


「おじさんも悲しいの?」


ストリートチルドレンだろうか幼い姉弟が突然声をかけてきた。セミロングの6歳ぐらいの女の子と、まだ四歳ほどの男の子。服は汚れているが不思議と品があった。


「……悲しいよ」マーシャルは正直に答えた。「大切な人を失ったんだ」


「私たちも家族死んじゃって」女の子が涙を拭いながら言う。「でも悲しくても頑張んなきゃね」


弟も小さな拳を握って「強いの!」と呟いた。


マーシャルの胸に温かなものが広がる。彼は膝をつき、子どもたちと同じ高さで向き合った。


セシリアの写真を見て

「セシリア・キャンベル、俺は君の遺志を継いでこの国をよくしていく」小さく言う


「違うよおじさん私はソフィア・キャンベルで、弟がマイク・キャンベルだよ」


その姓がマーシャルの脳裏に鋭く響く。キャンベル——セシリアと同じ姓だ。


「君たちの親戚か何かにセシリア・キャンベルていうお姉さんがいたかな」


「わかんない」少し話してみると「政治家のお姉ーちゃんがいた」


「戸籍を調べてもいいかい?」言葉が出る前に彼は既に決断していた。


マーシャルは官舎に戻ると戸籍を確認だ。調査をした結果、衝撃の事実が判明した。ソフィアとマイクはセシリアの親戚だったのだ。


「これは偶然なのか……」彼はペンを握りしめた。

「ソフィア、マイク」彼はゆっくり近づき、膝をついた。「君たちのご家族について調べたよ」


女の子が不安そうに目を上げる。


マーシャルは静かに言った。「実はセシリア・キャンベルは僕の大切な人だった。彼女は……僕の妻だったんだ、その妻と君たちは親戚だった」


マーシャルは苦く微笑んだ。「でも彼女は……先に旅立ってしまった」


彼は子どもたちの手を優しく握った。「もしよかったら、叔父さんと一緒に暮らさないか?」


ソフィアの目が丸くなった。「叔父さんと?」


「君たちの親戚のセシリア・キャンベルは僕の妻だから君たちを保護したい」違うな、回りくどいのは伝わらない、本音だな「君たちと一緒にいたい」真っすぐ二人の目を見る


「寂しい者同士いっしょがいいね」マイクが突然言った。


マーシャルの喉が詰まった。「ああ……そうだね」


「最初はマーシャルと呼んでくれ」彼は微笑んだ。「セシリアが望んでいたことを僕は続ける。」


夕焼けの中、三人の長い影が並んだ。マーシャルは思った。セシリア、これが君からの贈り物なんだね。


のちに、ソフィア・フロルツとマイク・フロルツなる。


第3章終わり

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