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貴族様と言われたい  作者: チョウリョウ
第2章  デリア国編
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後書きに4コマ漫画?恩賞

# 予想外の恩賞


## 恩賞授与の混乱


寝室の扉が開き、マリイカとダリオが現れた。光雷卿は眉をひそめる。


「ダリオ・ヴェルデ。なぜまだここにいる?」


「ああ、そうか」光雷卿が思い出したように言う。「お前には恩賞がまだだな。ラウテル山、ファリス救出、そしてマリイカの危機を救ってくれた。望みのものを言え」


部屋に緊張が走る。ダリオは突然跪いた。


「では!マリイカ殿を賜りたく!!」


「は?」光雷卿の声が裏返る。


マリイカが話に入ってきた。


「申し訳ありません!実は……」彼女は頬を赤らめて告げる。「妊娠しました」


「は?」光雷卿は口を開けたまま固まる。「まさかそういう関係なのか?」


「違うのです!」マリイカが慌てて説明する。「そういう関係ではありませんでした。ただ……」


「まあ良いじゃないですか」静かな声が部屋に響く。ファリスが微笑みながら立っていた。「奇遇ですね。私も彼に命を救われたのですから」


ファリスとマリイカはこの後、親友のような立場になり、ベルガー家を支配したとか?


## ダリオ家の新体制


「しかし……マリイカ」光雷卿は困惑している。「お前は騎馬隊長だろう。どうするつもりだ?」


「そこで」マリイカは真剣な表情になる。「考えました。政務は私が引き継ぎますが実務はダリオに任せようと」


「えー!!」ダリオが驚愕の声を上げる。「つまりもう尻に敷かれてるってことかよ!?」


「当然でしょう」マリイカが平然と言う。

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